こんにちは。
サクセスエール税理士法人の鈴木克成です。
本日ご紹介する本は良い習慣を身につけるための考え方、そして脳にとってよい習慣とはどんなことかを紹介しております。
習慣を変えることで、行動も変わってくるのだと思いますが、なかなか習慣を定着化させるというのは難しいなと感じております。
本書ではその習慣をつくっているものとして、ハビットとアティテュードがあると述べています。
ハビットとは、毎朝歯を磨くや顔を洗うなど、無意識の癖を含む行動性向のこと。
アティテュードとは、物事に対する考え方のことです。
人間の脳内で習慣が形成されていく過程として、その人の信念であるブリーフシステムに基づいてアティテュードが生まれます。次にそのアティテュードを行動に移し、それが繰り返されるとハビットになっていきます。
人間の脳の中にはこのような階層が存在していています。そのため、習慣化しようとハビットを変えてもその上位階層であるアティテュードを変えていかなければ、習慣化させることが難しくなります。
何か新しいことを継続的に続けるためには、目先のことを考えるのではなく根本的な考え方を変化させていかなければならないのだと思います。
また、脳にとって良い習慣がいくつか紹介されております。その1つとして、大量の読書をすることが述べられおります。
読書をしてたくさんの知識を得ることで、思考の抽象度が上がりより多くのことに興味関心や気づきを得ることができるようになります。
また、読む本を選ぶ際に自分の興味の範囲外の本を多く読むことで思考できる分野が広がりそこに相乗効果が生まれより良い読書の効果が得られるとのことです。
自分のあまり手に取らない本を選ぶ際に、アマゾンなどのサイトのランキングから選ぶことが有用です。
自分の興味範囲外の本が多数存在し、評価が高く多くの人の興味関心を惹く本が多いためです。
この本を読み脳の構造を知ることで、なかなか習慣化できないことができるきっかけになったり、より良い習慣を身に付けることができるかもしれません。
サクセスエール税理士法人 鈴木克成