こんにちは、タスキー税理士法人の鈴木です。
今回ご紹介させていただく今読みたい本は「お金2.0新しい経済のルールと生き方」という本です。以前よりも投資などのお金にまつわる話を目にしたり耳にすることが増えたように感じます。少し前のことになりますが、老後2,000万円問題が騒がれてから、将来のために備えるお金の重要性やお金を運用して増やすことへの関心が高まってきたのではないかと思います。
本書の内容としては、「お金の正体」から始まり、「テクノロジーが変えるお金のカタチ」、「価値主義とは何か」、『「お金」から解放される生き方』、そして最後に「加速する人類の進化」というような構成となっております。
この中で特に関心を持った内容が、『「お金」から解放される生き方』の項目の中で述べられていた、『「お金」のためえではなく「価値」を上げるために働く』という箇所です。
「価値主義の世界では就職や転職に対する考え方も大きく変わってきます。ざっくり行ってしまうと、この先は「自分の価値を高めておけば何とでもなる」世界が実現しつつあるからです。 ～中略～ ここで言う価値とは、①スキル・経験のような実用性としての価値、②共感や好意のような内面的な価値、③信頼・人脈のような繋がりとしての社会的な価値」
日々自分をアップデートし、自らの価値を高めてくことが、これからの時代を生き抜いていくうえで必要なことなのだなと改めて考えさせられました。
今後はどんどんAI化が進み、仕事は効率化され機械的な業務と人だからこそできる業務に分かれていくと思います。そこで重要視されてくるのが上記の3つの価値なのだと思います。
画面に向かって仕事をしていると、どうしても数字の部分に意識が行きがちになってしまいますが、その先にいるお客様にたいして自分がどういった価値を提供できるのか、そういった点も考えながら業務に臨んでまいりたいと思います。
タスキー税理士法人
鈴木 克成
参照：お金2.0 新しい経済のルールと生き方／佐藤航陽
