第176回 LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略/アンドリュー・スコット

こんにちは!
HRソリューション事業部の関村です。
今回より、読みたい本デビューとなります!
皆様にとって、少しでも有益な話題をお届けしたいと考えております。よろしくお願いいたします。

今回ご紹介するのは、LIFE SHIFT2です。
個人的に、2016年に LIFE SHIFT1 を読み、衝撃を受けました。今回は、その続編が出たということで、早速読んでみました。
皆さんの人生や働くということを、見つめなおすきっかけになれば嬉しいです。

日本では、少し前に老後2000万円問題が世間を賑わわせましたが、この本でも、長寿社会における新しい生き方を説いています。
特に、非常に大事なことは、人生におけるステージの考え方。ちょっと前までは、下記のようなものが一般的でした。(まだそう考えている方も多いかもしれませんが...)
 【ステージ1】:学生として学ぶ期間
 【ステージ2】:働く期間
 【ステージ3】:退職し老後の余暇を楽しむ時間

しかし、多くが人生100年を生きる今の時代では、上記のステージという考え方がフィットしません。
この本では、マルチステージの重要性を説いています。特に、【ステージ2】と【ステージ3】の融合ですね。
老後65歳で仕事を引退しても、100歳まで生きる場合には、残りの人生35年もあります。そういう意味で働くことを考え直そうと提起しています。
長期的に働くということを考え直す中で、学び続けるの重要性、関係制(自分の持つコミュニティ)の見直しの2つを大きく取り上げています。
さらに、この本の後半部分では、社会人の学習について、企業、政府、教育機関のそれぞれがやるべきことも記載されており、社会全体の視点でも考えることができます。

この本の最後では、『あなたの将来の選択肢と老い方は、いま、どう行動するかで決まる』と結んでいます。
私自身も、この本を通じて、働くことを見つめ直すことは、自分自身の人生を見つめ直す、良いきっかけになりました。
誰もが将来は不安であり、特に、老後については、ほとんどの方が不安だと思います。不安を眺めていても、不安は解消しません。
不安解消に向け、できることを何か一歩動き出しましょう!私も、皆さんとともに、学び続けます!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

参照:LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略/アンドリュー・スコット 
関村学

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