こんにちは! HRソリューション事業部の関村です。 今回より、読みたい本デビューとなります! 皆様にとって、少しでも有益な話題をお届けしたいと考えております。よろしくお願いいたします。 今回ご紹介するのは、LIFE SHIFT2です。 個人的に、2016年に LIFE SHIFT1 を読み、衝撃を受けました。今回は、その続編が出たということで、早速読んでみました。 皆さんの人生や働くということを、見つめなおすきっかけになれば嬉しいです。 日本では、少し前に老後2000万円問題が世間を賑わわせましたが、この本でも、長寿社会における新しい生き方を説いています。 特に、非常に大事なことは、人生におけるステージの考え方。ちょっと前までは、下記のようなものが一般的でした。(まだそう考えている方も多いかもしれませんが...) 【ステージ1】:学生として学ぶ期間 【ステージ2】:働く期間 【ステージ3】:退職し老後の余暇を楽しむ時間 しかし、多くが人生100年を生きる今の時代では、上記のステージという考え方がフィットしません。 この本では、マルチステージの重要性を説いています。特に、【ステージ2】と【ステージ3】の融合ですね。 老後65歳で仕事を引退しても、100歳まで生きる場合には、残りの人生35年もあります。そういう意味で働くことを考え直そうと提起しています。 長期的に働くということを考え直す中で、学び続けるの重要性、関係制(自分の持つコミュニティ)の見直しの2つを大きく取り上げています。 さらに、この本の後半部分では、社会人の学習について、企業、政府、教育機関のそれぞれがやるべきことも記載されており、社会全体の視点でも考えることができます。 この本の最後では、『あなたの将来の選択肢と老い方は、いま、どう行動するかで決まる』と結んでいます。 私自身も、この本を通じて、働くことを見つめ直すことは、自分自身の人生を見つめ直す、良いきっかけになりました。 誰もが将来は不安であり、特に、老後については、ほとんどの方が不安だと思います。不安を眺めていても、不安は解消しません。 不安解消に向け、できることを何か一歩動き出しましょう!私も、皆さんとともに、学び続けます! 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! 参照:LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略/アンドリュー・スコット