第184回 エフォートレス思考/グレッグ・マキューン(著),高橋 璃子 (翻訳)

皆さん、こんにちは!HRソリューション事業部の関村です。
今日で1月も終わりますね。本当に時が経つのは、早いものです。
1日1日を大事に過ごしてまいりましょう。

さて、本日ご紹介する1冊は、『エフォートレス思考』です。
エフォートレス思考とは、端的に、努力を最小化して成果を最大化するとのことです。
これだけだと、分かるような分からないような。。。ですよね。

もう少し中身を見ていきましょう。
この本の中で、頑張りすぎること、苦労することに対して、疑問を投げかけています。
頑張れば成果が出るとは限らない、頑張りすぎは失敗のもと、とも述べられています。

この著書では、エフォートレスは、精神・行動・仕組み化の3つの視点から説明されています。
今回は、もっとも大事なエフォートレスな精神を少しお伝えします。
エフォートレスな精神とは、今ある考えを、180度転換させて、大きな努力ではなく、小さな努力で大きな成果を出せないかを考える思考です。
例えば、目の前にある課題の一番簡単なものは何かを捉えることの重要性を説いています。
難しく考えず、課題の難易度を下げれば、力を入れなくても進むことができると述べられています。
また、下記のようにも述べられています。
「成功するために心身を酷使して働かなければならないというのは、私たちの社会の集団幻覚だと思います」と。

この本を読んで、確かに私も知らず知らずのうちに、大きな成果を出すためには、大きな努力することが必要だと考えているところがあると感じました。
心のどこかに、努力することは美徳という感覚もありました。
もう少し気持ちを楽にして、もっと楽にできないか、この視点で今の仕事を見つめ直すだけで、意外にもっとシンプルなやり方が見つかるかもしれません。
ぜひ、目の前の仕事に追われて、疲労困憊という方は、この本を手に取ってみてください。
考え方、見方を変えるきっかけになるはずです!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
引き続き、よろしくお願いいたします。


HRソリューション事業部 
マネージャー 関村学

参照:エフォートレス思考/グレッグ・マキューン(著),高橋 璃子 (翻訳)
関村学

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