皆さん、こんにちは! タスキー株式会社 HRソリューション事業部の関村です。 本日ご紹介する一冊は、『自分の意見で生きていこう』です。 この著書のちきりんさん、皆さまは、ご存知でしょうか? ちきりんさんは、とても有名な人気ブロガーであり、著述家です。でも、顔や本名は公表していません。 ちきりんさんのことを、初めて知った!という方は、ぜひブログやTwitterをご覧ください。 さて、今回の著書ですが、学びと気づきが大変多い内容でした。 思わず、我が家の家族全員におススメしました(お節介ですね。笑) そのくらい、多くの方に見てほしいなーと思う内容です! この著書の冒頭、「意見」とは何を説明しています。 意見を考える前に目の前にある問題を、「正解がある問題」と「正解がない問題」に、整理することが大事だと述べられています。 なぜなら、「正解がある問題」か「正解がない問題」かによって、解決策が変わってくるからです。 「正解がある問題」の解決策は、調べること。「正解がない問題」の解決策は、考えること。 だから、「正解がない問題」にこそ、各自の「意見」を持たないといけないと論じています。 そして、「意見」と「反応」の違いについても記述されています。 特に、SNS上では、「意見」を言っているように見せて、ただ「反応」しているだけの見せかけが多いと話しています。 この辺の詳しい説明は、ぜひ、この本を手に取って読んでみてください! ここまでの「正解がある問題」か、「意見」か「反応」かを、皆さまの中で整理するだけでも、十分価値を感じる一冊です! 後半以降では、意見をもつ人生・生き方をしていくには、どうしていくかが、非常に分かりやすく書かれています。 私が、この著書の中で、一番印象に残ったのは、「学校的価値観の弊害」というところです。 学校的価値観の弊害とは、何でも答え合わせをしようとしてしまうこと。さらには、答えのない問題に対して、答え探しをしてしまうことが多くあると書かれています。 本当にその通りだと感じました。学校教育の中で、知らず知らずのうちに、常に正解を探すことが刷り込まれているように感じます。 しかし、現代のビジネスにおいては正解がないことだらけ。その中で、一歩前進するためには、自分の意見を持つことだと思います。 意見が必要な問題には、正解がない。 だから、意見に正解不正解もありません。 「自分軸で生きていくために、自分の意見を持つ」 私自身も、このことを大事に、日々過ごしてまいります。 今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! 引き続き、よろしくお願いいたします。 HRソリューション事業部 マネージャー 関村学 参照:第186回 自分の意見で生きていこう/ちきりん