第198回 メモの魔力/前田裕二

メモの魔力
こんにちは、タスキー株式会社の大学です。
今回紹介するのは前田裕二著のメモの魔力です。

こちらの本は、自身をメモ魔と呼び、メモで人生を変えたと語るSHOWROOM株式会社代表取締役社長の前田裕二さんによる、メモの取り方の指南書です。
私自身、普段のメモについてもっと良い方法があるのでは?と感じており、即実践できそうなメモに特化したこの本を選びました。

はじめに、筆者はメモは備忘のためのものと、知的生産のためのものに分けられると述べています。本書では後者について重点が置かれています。

前田さんのメモ帳は、記録した事実を抽象化し具体的な行動に転用するまでのプロセスをカバーするフォームです。方法はシンプルで、紙のノートを見開きにして、大きく4つに区分します。
①日付
②事実、分析
③抽象化
④転用

中でも、③④のプロセスこそが重要であると力説しています。記録に留まらず仮説を立て、自らの行動に転用する段階まで考えるクセを付けるといった意味で、フォームを用意する効果は大きいと感じました。

本編では、フォームを利用した一例として、SHOWROOMのとあるサービス誕生の流れを紹介しています。

■事実
東京と大阪でビラ配りを行った際、
①大阪のおばちゃんはよくアメちゃんを持っているというので、チラシと一緒にアメを配る作戦を実行すると、ものすごい勢いでチラシがはけた
②東京でも同じ事をしたが大阪の1/3程度しかはけなかった

■抽象化
大阪人は東京人よりも直接的で目に見えるメリットの訴求に弱いのではないか?と仮説を立てた。

■転用
SHOWROOMの地域別課金額の調査を行った。すると大阪のユーザーの投げ銭単価が、東京に比べて低い傾向にあった。しかし、大阪人がケチな訳ではなく、お笑いなど価値を感じるものにはお金を厭わない文化がある。大阪で展開する上で、直接的で目に見えるメリットの訴求を達成すべきだということが判明。
→「バーチャル劇場公演」サービスの提供。大阪人も納得するような面白いコンテンツを用意して、それに対して前払い式で対価を払う「現実世界のチケット課金制」に似たサービスを生み出した。

このような具体的な事業への転用例の他、抽象化の型なども相当なページ数を割いて紹介されています。フォームについては、私は検索性を追加したいと感じたので、筆者のフォームを参考に、電子でこれを行えるようにカスタムしてみたいと思います。

実践可能なアイディアの芽を得られる一冊かと思います。
是非ご一読下さい。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

タスキー株式会社
大学佳太朗

参照:メモの魔力/前田裕二
大学佳太朗

大学佳太朗

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