第219回 爆伸びマネジメント/ 中尾 隆一郎

皆さん、こんにちは!
タスキー株式会社 HRソリューション事業部の関村です。

10月に入りました!本当に時間が経つのは早いものですね。
2022年もあと3ヵ月。1日1日を大事に過ごしてまいりましょう。

今日、ご紹介する1冊は、「爆伸びマネジメント」です!
今回、なぜ、この本を手に取り、皆さまにご紹介したいのか。
とてもシンプルですが、下記2つの理由です。
 ①ほとんどのリーダーがマネジメントに悩んでいる
 ②題名にインパクトがあった

私たちタスキーHRソリューション事業部は、
お客様先の人・組織に関わる課題解決を、日々行っていますが、
本当にほとんどのリーダーが、マネジメントに悩んでいる、苦しんでいるという印象です。

だからこそ、この本をご紹介し、
少しでも、悩んでいるリーダーのお力になりたい!と思い、ご紹介します。


この著者の中尾隆一郎さんは、リクルートに29年間在籍し、子会社の社長、執行役員、事業部長等を歴任。
2019年に独立。現在は、経営・組織コンサルを広くサービスとして展開しています。

ここまで読んで、多くの方は、このように感じたのではないでしょうか?
 ・どうせリクルートだからできることが書かれているんでしょう
 ・リクルートのようなエネルギーある若者が集まるからできた話でしょう
 ・自分にはレベルの高い話が書かれているんでしょう

この本は、全くそんなことはありません。
マネジメント現場における具体的な方法(how)が、びっしり詰まっています。

全てではなくても、部分的にでも、この本に書かれていることを行動するだけで、
みるみるうちに、自分自身、さらには、組織が変わっていける!
そんなノウハウが、ギューッと詰まった1冊です。

例えば、マネジメント現場でよく行う施策の1つでもある「振り返り」。
皆さまの会社、チームでは、きちんとした振り返りができていますか?

自分の部署でも、メンバーにも、振り返りをさせたいけど、なかなかうまくいかない。
うまくいかない結果、忙しいという理由で、いつの間にかやらなくなっていませんか?


この本では、振り返りする際に、3つのポイントを挙げています。
 ①事前に日程を先取りする、(未来の会議アジェンダに、各プロジェクトや案件の振り返り予定をいれる)
 ②誰が、どの視点で、振り返るのか、フォーマットも事前に用意する。
 ③振り返る際に、犯人捜しはしない。改善につなげるという共通認識を持つ。

これだけです。お気づきかもしれませんが、①②は、振り返りに対する事前準備ですよね。
振り返ることを、前提に、先のスケジュールを入れ、そこに必要な準備をして、実行するだけ。

そして、非常に重要なのが③。
振り返りを実践できている組織の共通点は、絶対に犯人捜しにならないということ。
振り返りは、良かった施策は再現性を高める、失敗した施策は再発防止と改善、この2つを目的に実施する。

とても単純ですが、なるほどーというノウハウが、たくさん詰まっています。
振り返り以外にも、物事をどう動かしていくのか、メンバーをどう巻き込んでいくのか、
そのあたりのノウハウも、この本には、たくさん詰まっています。

マネージャー職じゃない方々にとっても、
自分自身のビジネススキル向上につながるヒントがたくさん書かれています。

2022年も残り3か月。年始に立てた目標を振り返り、この3か月でどう前進させていくか。
今一度、自分にエンジンをかけるきっかけとして、ぜひ、読んでみてください!!

今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
引き続き、よろしくお願いいたします!


HRソリューション事業部 
マネージャー 関村学

参照:爆伸びマネジメント/ 中尾 隆一郎
関村学

関村学

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