第261回 Google流疲れない働き方/ ピョートル・フェリークス・グジバチ

みなさん、こんにちは!
タスキー株式会社 HRソリューション事業部の齋藤です。

今回ご紹介するのは、「Google流疲れない働き方」です。
この本は、2018年に初版が発行された本で、私もその頃に購入し読みました。今年のゴールデンウイーク明け、自分の本棚を何気なく見返したときに、何となく目に留まり、改めて読み返してみたら、新しい気付きもあり、今回ご紹介したいと考えました!

早速ではありますが、「皆さんは、仕事で疲れていませんか?」
おそらく、疲れていると答える方は少なくないのでは…?正直、私も同じです。コロナウィルスの蔓延の影響もあり、在宅ワークやフレックスタイム等を導入した企業も多く、働きやすくなっていると思いますが、疲れに関しては、多くの方の悩みの一つではないでしょうか。
今回、改めて読み返して、私が印象に残ったのは、下記の2点です。

  • タイムマネジメントから、集中力マネジメントへの転換
  • 自分のエネルギーと感情の状態によって、やる仕事を変えていく

効率化を考える時、どうしてもタイムマネジメントで考えがちですよね。もちろん、時間生産性という考えは、とても大事です。しかし、自分のコンディションを考えずに時間だけ考えても、そこには無理が生じます。
言われてみれば、当たり前のことですが、これまでの日本の労働環境においては「個人のコンディション」よりも、「集団としての統一感・均一性」が重視されてきたため、必然的に、タイムマネジメントが重視されてきたように感じます。製造業からサービス業への産業構造の変化の中で、サービスでは、量から質への変化がある一方で、労働環境においては、まだまだ質にこだわるという考えが浸透していないようにも思います。
既に、実施されている企業様もあると思いますが…。

  • 気持ちが乗らないとき、思い切って、職場で軽く運動してみる。
  • お客様との打合せ前に瞑想をしてみる。
  • 気持ちが乗らないとき、会議室に閉じこもって、お音楽をつけて仕事に励む。

…このようなことは、まだまだ割合的にはすくなく、もっと行われてもいいと思います!
この本の後半では、疲れる組織と疲れない組織の違いについて、心理的安全性に焦点を当てながら、比較をしています。

よく性善説マネジメントか、性悪説マネジメントかで、意見が分かれるところですが、個人に関しても、組織に関しても、まだまだ時間的な管理が強いように感じています。
性悪説で、時間管理になるから、疲れるのではないでしょうか。
私もHRという商材を扱っている立場なので、もっともっと疲れを感じない働き方や、柔軟な捉え方を考えていきたいと感じました!

「はたらくひと」がもっと疲れない働き方ができれば、生産性も上がる。
そして、それぞれの人生がもっと彩り豊かなものになる!私は、そう信じています。
(もちろん私自身も、率先して実践していきます!!)

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
今後とも、よろしくお願いいたします!


タスキー株式会社 
HRソリューション事業部
齋藤 由貴

Share on facebook
Share on twitter
Share on linkedin
齋藤由貴

齋藤由貴

Leave a Replay

タスキー税理士法人ブログ

お客様に役立つ様々なテーマ、お知らせなど、スタッフが日々更新しています。

Recent Posts

Follow Us