第243回 感性のある人が習慣にしていること/SHOWKO

こんにちは、タスキー税理士法人の鈴木でございます。
今回ご紹介させていただく本は「感性のある人が習慣にしていること」です。

本屋さんで何の本にしようかと見ていた時に、オシャレな表紙が目を引き手に取ったのが本書です。ジャケ買いなところが強い本書ですが、タイトルを見て、感性とは一体何なんだろうと、改めて考えるきっかけにもなりました。

感性とは?と聞かれた際、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
私の場合は、人に備わっている物事の捉え方のようなものだと思いました。

広辞苑で「感性」を引いてみると以下ことが定義づけされています。
① 外界の刺激に応じて感覚・知覚を生ずる感覚器官の感受性。
② 感覚によってよび起こされ、それに支配される体験内容。
③ 理性・意志によって制御されるべき感覚的欲求。
④ 思惟の素材となる感覚的認識。

この中でいうと私の感性のイメージは④に近かったようです。
本書の冒頭で著者が感性について、『感性のある人とは、「答えを出せる人」のこと』
という見出しを付けています。
その後でこの意味をかみ砕いた言い方で、『「感性がある」というのは、「外からの刺激を深く感じ取り、それを吸収、蓄積し、自分軸で価値判断できる能力が高い」といことになる』といったことを述べております。

感性という漠然としたイメージだけの言葉が、「自分軸で価値判断できる能力」という筆者の言葉により、具体的にイメージできるようになりました。

本書では、その能力を5つの習慣によって養うことができるとして、その習慣の内容を解説しております。
① 観察する習慣
② 整える習慣
③ 視点を変える習慣
④ 好奇心を持つ習慣
⑤ 決める習慣

どの習慣も日常生活で意識することによりすぐに実践できるものばかりでした。
例えば、観察する習慣の1つに、日々の気温や気候を観察し季節の変化に意識的になるということが挙げられています。微妙な違いを感じられるようになったら、それを言葉で表すようにしてみるということが紹介されていました。「春分」や「夏至」などの「二十四節気」や、さらに3つずつに分けた、「七十二候」というものも紹介されていました。自然を表す言葉を知り使用することで、環境の変化を意識することで、観察する力が養われていくというものです。

感性を高めることで、日常生活の様々なところで、新たな気づきが生まれてくるのではないかと思います。
本書の習慣を参考にしながら、自分軸を磨いていきたいと思います。


タスキー税理士法人 
鈴木克成

鈴木 克成

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