こんにちは、タスキー税理士法人の鈴木です。
中々梅雨が明けず、まといつくような蒸し暑さにうんざりするような天気が続いていますね。
梅雨明けが待ち遠しいですが、夏本番の暑さがきたら、きっと秋の涼しさが待ち遠しくなるんだろうなと思います。
今回ご紹介させていただく今読みたい本は「短いのに感じがいいメールが悩まず書ける本」です。
新卒で入社した会社で新人教育カリキュラムが確立されていれば、もしかするとビジネスメールについての基本的な研修があるかもしれません。
自分の場合は記憶にある限り、そういった研修を受けたことがなく、ビジネスメールの形式を調べたり、先輩たちのメールのやり取りを真似してみたり、ccに入れた方から指摘されて都度内容を修正してきたような気がします。
お客様とメールやチャットのやり取りが多いため、改めてどういったメールの方が相手にとって良い印象を与えられるのかということを改めて学んでみようと、本書を手に取りました。
本書は全部で4章立てとなっており、
第1章で「まずはメールの型を知ろう」ということで、基本的なビジネスメールのルールや注意点を記しています。
第2章では「よくあるシーン別のメールの書き方」として、シーン毎にどんな表現を加えたらより良くなるのかを解説しています。
第3章では「ワンランクアップするための表現方法」について書かれています。形式ばったビジネスメールでは機械的になりがちで、相手によっては淡々とした素っ気ない印象に映ってしまうこともあります。同じ言葉を繰り返し使わないや、オノマトペを使うとストレスが軽くなるなどの表現方法を紹介しています。
第4章では「『ちょっと素敵』と思わせるコツ」として、第3章からレベルアップさせて相手の心情を想像して書くことや、人柄が見える言葉を入れるなどのテクニックが紹介されております。
本書を読み終えて、第1章のメールの型に関しては基本的なことはきちんと押さえられているなと再認識できました。さすがに社会人になって何年も経つので、基本的なことが出来ていないと逆に問題ではありますが…
これから社会人になる方も、自分のように本当に今のメールの内容で問題ないのかを再確認したい方にも有効的な本かと思います。
電話と違って相手の状況を考えずに送信できたり、手書きの手紙と違って気軽に短時間で要件を伝えられたりと、ビジネスシーンでは欠かせないメールではありますが、どうせなら相手から見て印象の良い内容にて伝えられるよう本書で学んだ知識を活用していきたいと思います。
タスキー税理士法人
鈴木克成