すべての人・企業が物心ともに豊かになりたいと思う。そのために日々知恵を絞り生活している。しかし、企業で言えば競争優位性を維持し、成長しているのは一握りに過ぎない。
本当に今の事業の延長線上に未来があるか。軌道修正しなければならないのでは。このまま業界の常識に囚われては埋没してしまうのではないか。
成熟した業界においては、合理的な経営だけでは他に先行できない。やはり誰もが予想できるおいしい話はない。一見して非合理で、業界的にやってはいけないようなことに未来像があるのではないか。「損をとって得を取れ」と言うが、他がやらないから強みになる。
今までの流れを変えることは、手間と勇気とリーダーシップが必要だ。なぜなら、ヴィジョンを示す経営者以外、全ての社員はこれまでの延長線上に未来があると信じたいものだ。
すべての業種において経営を永続させるには、小さなトライ&エラーを繰り返さなければならない。そして、どんな時も経営者は強い信念を持っていないと上手くはいかない。
中小企業は、経営者で99%決まると言われる所以でしょう。