私の大学の大先輩である古田土満先生の古田土会計事務所の経営計画発表会に参加させて頂きました。その中の基調講演で、お好み焼きを国内のみならず海外展開している千房株式会社の中井社長から多くのお言葉をいただきました。
今や商品、価格、立地等々・・・すべて真似できる。しかし、真似ができないものがある。
「千房は愛が中心です」とする、目に見えないものだ。
これからは目に見えない価値を高めることだけが差別化になるということです。
例えば、お好み焼きの価格(1000円)-原価(300円)=差額(700円)
700円は接客・サービスでもらっているのだ。
例えば、球場の売り子さんのビール、同じ味・同じ価格なのに売る人と売れない人がいる。
あたり前のことだが、何が大事かがよくわかる。
商売は人柄である。企業は人なりである。経営は人を育てることである。
最後に二宮尊徳の歌。
「父母もその父母もわが身なり われを愛せよ われを敬せよ」
人間を中心に置く経営こそが本物である。