「昔はよかった」
多くの経営者の方が仰っているのを耳にします。
それだけ、先が読みにくく、良くなる要素が見い出せないでいる、という事でしょう。
確かに中小企業の全体の7割以上が赤字です。しかし逆を言うと、3割も黒字といえます。
この両者の差は、未来を予測し次の一手を打っているか否かの一点です。
IT、クラウド・サービスの進歩はとてつもない勢いです。
いまや会計ソフト一つとってもネットバンキングやクレジットのデータがフィンテックやAIによって、ほぼ自動で会計処理されるのが当たり前の時代です。それが月千円程度の料金での話です。
国は、減税・設備投資促進を進め、特に、将来性があると考えられているIT分野、海外展開、観光産業等においては、補助金を手厚く出しています。
例えば、「ものづくり・サービス新展開補助金」は、最大4500万円の投資に対し、3000万円まで補助してくれるものです。
今お手伝いしている一つに、ITを活用しリアル店舗と通販のお客様を双方に誘引させる仕組み作りがあります。
アナログとデジタルをどうやって結びつけるかが焦点です。
いずれにしても新しいことにはお金と時間がかかる。
店舗を構える業種であれば、現実的に定期的な投資をしない限り将来はない。
新成長モデル構築のためには、補助金でもITでも活用できるものは経営者としては見逃せないでしょう。