10年弱で100店舗100業態という飲食業界の常識では考えられない偉業を成し遂げた人。業界では知らない人はいないというほど有名な㈱ダイアモンドダイニング、松村厚久社長です。
東証一部上場会社の社長、圧倒的な情熱で飲食業界を革新し牽引するその人は、進行する若年性パーキンソン病と闘い続けていた。その異変は誰から見ても明らかであったが、社員にも親友にも誰にも言わず一人戦い続けていました。
「体の自由を奪われようとも、このクリアな思考回路がある限り、絶対に負けない。」
「世界で初めてパーキンソン病を克服した人間になってみせますから。」
ひとりの人間の計り知れない熱量、可能性を見ることができます。
私が昨年11月に仙台での松村社長の講演に参加した際も松村社長は、不自由な体に悲壮感はなく、会場を笑わせ続け、そして、経営者として大事にしてきたことを語ってくれました。私自身もその姿に衝撃を受け、会計事務所業界のダイアモンドダイニングになりたいと思うほど影響を受けました。
全身全霊で挑む仕事があるという幸運。それは病にも打ち勝つ。
この秋には映画化も予定されているようです。
サクセスエール税理士法人 公認会計士・税理士 青谷貴典
参照:熱狂宣言/小松 成美