こんにちは!
サクセスエール税理士法人の色川大輔です。
最近、新聞・雑誌・ネットニュース等の様々な媒体で、AIにより将来代替される仕事が特集されています。
その特集の中で、会計士・税理士は、AIにより将来代替されると言われる仕事の代表格のような存在となっています。
実際クラウド会計は凄い進化を見せています。
弊法人もMFクラウドのゴールドパートナーとして普及に力を入れており、創業期の会社、飲食店・美容室等の業態を中心に積極的に活用を進めていますが、多くの会社は実際に経理業務を中心とした間接業務の大幅な効率化を実現しています。
将棋や囲碁では、名人クラスにもAIが勝ってしまう時代です。
クラウド会計の現在の進化を見ていても、将来的には会計事務所に頼らずとも、会計・税務業務を完遂できる会社は増えてくるのは避けられないでしょう。
そんな時代だからこそ、私たちは「職業的会計人のあり方」について、真剣に向き合っていかなければならないと思うのです。
そこで今回紹介させて頂くのが、『会計参謀』という書籍です。
この書籍では、会計参謀を会計と経営戦略をつなぐ経営人材と定義し、
ただの経理屋に留まるのではなく、会計と経営戦略の間をつなぐ存在になるべきと主張します。
会計士・税理士がAIに代替される職業と言われる一方で、AIに代替されないと言われる職業の1つが“経営者”です。
そして、その経営者が意思決定に当たり参考にする情報であり、経営者の評価指標でもあるのが、会計数値となります。
私たち職業的会計人の使命は、その経営者に対して、会計数値をただの数値としてではなく、経営者に対して経営戦略に有機的に結びついた情報にまで昇華させて提供し、経営の意思決定を支援すること、経営戦略に会計をつなげることにあると考えます。
皆様は、今後職業的会計人に何を期待し、何を求めますでしょうか。
ぜひご意見をお聞かせいただければ幸いです。
サクセスエール税理士法人 公認会計士・中小企業診断士 色川大輔