こんにちは。サクセスエール税理士法人の橋本悠です。
今回ご紹介させて頂くのは「天才」という本です。
田中角栄元首相の生い立ちの苦労や、政治家としての成功と挫折について、元東京都知事石原慎太郎氏が、田中元首相に成り代わって書いた書籍です。
田中元首相には、日本列島改造論やロッキード事件などの印象がありますが、実際はわからない事が多く、本書を手に取らせていただきました。
高速道路や新幹線、飛行機など。私たちが生きている現代のネットワークを作ったのが、田中元首相であると、石原氏は朝日新聞のインタビューでそう力説しています。本書のあとがきでは、「アメリカという外国の策略で、田中角栄という未曽有の天才を否定し葬ること」は絶対に許されないと力を込めています。そして「政治に関わった者としての責任でこれを記した」と執筆の理由を説明しています。
ロッキード事件については、様々な説が出ており真相は分かりませんが、本書では外国の策略となっております。
田中角栄氏を以前よりももっと知り、より学びたいと思える一冊でした。
サクセスエール税理士法人 橋本悠
参照:天才/石原慎太郎