タスキー税理士法人橋本です。
今回ご紹介させていただく書物は「ThirdThinking」。最先端の脳科学・心理学研究が証明した最強思考法として経営脳科学者影山徹哉氏が書かれた無意識思考法です。
人は1日に約70回大小の意思決定を行います。人の思考には2パターンしかなく
①速い思考
②遅い思考
しかありません。
速い思考は「直感的に素早く決める」思考です。
例えば今日のランチを考えた時に職場の近くのあそこのお店に行こうと決めた時私たちは早い思考を使っています。
遅い思考は「熟考して決める」思考です。例えば携帯電話を買い替える際に数ある商品を前にスペックや価格やデザインを見比べたりします。その時私たちは遅い思考を使っています。
さまざまな意思決定を行っている中で迷い決めかねるタイミングがありますが、1度考えることから離れ、洗濯物を干したり掃除をしているとパッと思いつくときがあります。これが「無意識思考法」です。速い思考法と遅い思考法と無意識思考法を組み合わせて使用することが大切だと思います。
①基本的には直感を使用して時間をかけない
②数値化できるもの、定量的なものは意識思考を使い合理的に判断する
③複雑で難しい意思決定は無意識思考を活用する。
このように状況により使い分け、意識的にどの思考法を選択するかを考えて生活していきたいと思います。
例題などもあり読みやすい一冊でした。
タスキー税理士法人 橋本悠