【2020年10月1日】
ーまずは自己紹介をお願いします!
東北大学、経済学部経済学科4年の倉塚渓です。
ーインターンを始めようと思ったきっかけは何ですか?
就職活動も終わり、残りの大学生活、お金を貯め、卒業旅行でも行ければな(こんなご時世で難しいですが…)と思い、アルバイトを探し始めたのが正直なきっかけです。
ただ、アルバイトでもどうせやるなら、来る社会人生活に向けて身になること・スキルがつくような業務ができるかという軸で探していました。
ーなぜタスキー税理士法人を選んだのですか?
一つは、説明会でお聞きした、”成長業界”というワードに惹かれたからです。正直話を聞く前には、テクノロジーやAIの発展により、当業界は縮小傾向にあるのではという印象を持っていました。実際、記帳代行業務等はデータ連携により、かなり人の手を借りる部分が少なくなっているようです。ただ、従来通りの経理業務を続けている企業はまだまだ多く、その数だけ改善余地があります。そして改善提案まで業務を含めると、当業界の市場は広がっているというお話を説明会で聞きました。月並みな業界知識しかなかった私にとって、寝耳に水でした。そして、確かに”変革”はするが、”成長”である業界、そしてそれを見据えるタスキーで働きたいと思いました。
また、良く見聞きする”貸借対照表”や”損益計算書”など財務諸表の数字はどのように作られているのだろうか?という疑問を持ち、一から理解したかった思いもあります。
私は来年春より、資産運用業界への就職を予定しております。同業界の仕事の一つとして、主に上場会社の株価を予測し、お客様から預かった資金を適切に投資するといった業務があります。リターンを出すには予測が大切ですが、その予測をするのに必須なのが財務諸表等になります。ただ、財務諸表も企業が単に経済活動を続けていれば、自動的に作られるものではなく、経理の方々や、社外の監査役の方々の努力の賜物だと聞きました。だとすれば、その努力の結晶を最初から、ただただ第三者の立場から眺めるのは果たして良いことであるのか?作られる過程とその思いを知った後では、読む際にもその数字の裏にあること、その数字が本来示していることをより理解できるのではないかと思い、当業界のインターンに応募しました。
ー現在はどのような仕事をしていますか?
お客様の記帳代行業務を中心に、一部社内プロジェクトにも関わらせていただいています。
記帳代行業務では、複数の会計ソフトを使っています。知識もほぼまっさらな状態で始めたので、逆にどの会計ソフトもフラットな状態で見ることができます。それぞれの長所・短所、使いやすさを考えながらの業務は、面白いです。(笑)
また、同時に従来の当業界業務と発達するITサービスを照らし合わせ、業務効率化やその仕様についても考えています。
特段当業界を志していたわけではなく、知識も不十分です。しかし、初心者だからこそ、初心者のための仕様書を分かりやすく作れると思うし、属人化しがちな業務脱却の一助になれるのではないかと思っています。
ー仕事をする上で苦労することはありますか?
先ほど申し上げた、”変革”のただ中にいる実感を感じられるときです。
税理士法人なので、レシートを一枚づつ見るような地道な業務から、最新のITサービスを駆使する業務もあります。
そのどちらも経験することで、まさに、変革の実感が得られます。
ーインターンをしていて楽しいと感じるときはどんな時ですか?
やはり、会計・税務知識の不足と、また、知識を上手く使えない不甲斐なさを感じる機会は多々あります。私自身経済学部に所属しており、簿記の知識は多少ある方だと勝手に思っていましたが、実務は全く違うものだと。
まだ学生の特権に甘えて、知らないことを恐れず、たくさん質問してしまっています。(笑)
ーインターンをやってみて、自分の中で変わったと感じることはありますか?
身の回りのことに、より知的好奇心を持つようになりました。
たとえば、ただ街を歩いているだけでも、「あのお店はお客様と付き合いがあったかも」とか、ビジネスモデルと取り巻く環境はどうなっているのかなどなど。
あとは目覚ましなしに朝早く起きれるようになりました。(笑)
ーインターンをしようか迷っている人へメッセージをお願いします。
まずは挑戦してみることが大切だと思います。大学生活を振り返ってみると、何かと理由をつけて新しいことへチャレンジするのを恐れてしまっていた自分がいました。長い大学生活を不完全燃焼で終えてしまわないためにも、きっかけは不純でも、とりあえずやってみる。このマインドが大切だと思います。付け加えると、仙台では長期インターンが首都圏に比べると少なく、貴重な体験となるのではないでしょうか?