タスキー税理士法人橋本です。
今回私が紹介させていただく本は、「魔法のコンパス」道なき道の歩き方です。
本書は、お笑い芸人のキングコング西野さんが書かれております。西野さんは近年、上場企業の顧問に就任したり、渋谷のハロウィンの翌日のゴミ問題の娯楽化を提案。区長や一上場企業、約500人の一般人を巻きこむ異例の課題解決法が評価され、広告賞を受賞されています。
本書の内容として印象に残っている部分は、集客の根源にあるのは「人は確認作業でしか動かない」ことです。
私たちは既に知っているものにしか反応せず、「20万円を払ってくれれば、とても素敵な場所に連れてってあげる」と言う誘いには誰も乗らない。
テレビやネットで1度見た場所を旅行先として選ぶ傾向が強いと感じますし、人はネタバレしているものにしか足を伸ばしません。
「ネットで(無料で)見られたら、会場に来てもらえない」という理由からスマホの撮影やSNSの投稿を禁止しているイベントがりますが「集客」のことを考えるとまったく逆です。自分自身運営側であれば、スマホの撮影やSNSの投稿を禁止にしてしまいそうだと思いますので、この一説は、理にかなっており非常に勉強になりました。
当たるか外れるかわからない場所には誰も足を運ばないことを改めて学びました。
タスキー税理士法人
橋本悠