タスキー税理士法人橋本です。
今回ご紹介させていただく書籍は、「D・カーネギー人を動かす」です。
本書は人を動かす方法について書かれていますが、人を動かす以外にも、人に好かれたり、人を変えたり、また家庭をうまくいかせるための方法についても書かれています。基本的な人間関係の悩みであれば本書で緩和できると考えます。
内容は、人を動かす三原則、人に好かれる六原則、人を説得する十二原則、人を変える九原則 、期待幸福な家庭をつくる七原則で構成されており、その中でも人を動かす三原則「①盗人にも五分の理を認める②重要感を持たせる③人の立場に身を置く」の考えが人と共存する社会の中で最も重要かと感じました。
カーネギー氏はリンカーン大統領の研究をしていたこともあり、百年以上前の偉人であっても人間関係には悩まされ、その解決法も現代でも通用する可能性が高いのかと感じました。
小さなことでも誉めて褒めて相手を思いやる、そういうことができる人間が成功できると書いてあります。
本書の内容は非常にわかりやすく、当たり前のことを書いているかに思えますが、日常生活に落とし込むことは容易ではないと感じましたし、心から実践しないと意味がないと書かれています。
相手のことを心から敬意を払い思いやる行動が最も人を動かすための成功の道なのだと思いました。
タスキー税理士法人
橋本悠