こんにちは!タスキー税理士法人の佐藤です。
3月末日、非日常が日常に変わりつつありますが、就職や進学で新生活をスタートする方も多いでしょう。
期待と不安が入り交じる気持ちを抱え、かといって公にワイワイと集まることが難しい今、社会人の先輩として若い世代に紹介したい本は何だろう、と考えていました。
今回ご紹介しますのは、父から子へ贈られた、愛にあふれた「キャリアの判断に困ったときに役に立つ『虎の巻』」です。
『苦しかったときの話をしようか』 著・森岡 毅
USJをV字回復させたことで知られる森岡氏の「働くことの本質」を説いた一冊は、もともとは4人のお子さんに向けてかかれたもの。ほかの自己啓発・自己分析を説いた本とは少し違う、温かみを感じる文章でした。
タスキー税理士法人では、大学生のインターン生と一緒に仕事をしており、つい先日社会人への道を歩みだす若者の見送りをしたばかりです。先輩として教え導くはずが、教わることが数えきれないほどありました。言葉で綴るには技術が無いけれど、送りたい言葉はなんとなく手の中にある。こういうときに「本」というのはギフトとなるのだな、と改めて感じています。
就活生だけでなく、転職を考えている人、人事担当者など、キャリアに悩む全ての人に、ぜひ一度手に取っていただきたい一冊です。今の私に必要な言葉は第5章の中にありました。きっと新生活へ不安を抱えたあなたに必要な言葉も、この本のどこかにあるのではないでしょうか。
「この世界は残酷だ。しかし、それでも君は確かに、自分で選ぶことができる!」
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
タスキー税理士法人
佐藤 美友
参照:苦しかったときの話をしようか/森岡 毅