こんにちは! タスキー株式会社の金子由佳です。 皆様、GWはいかがお過ごしでしょうか? 4月から入社や部署異動で新しい環境になった方は特に、振り返りのタイミングになっているのではないでしょうか? 新しい環境になると、 「上司への報告の仕方に悩む」 「お客様に自社製品を提案したけど、反応がイマイチ」 「そもそもうまく説明するには何を分かっていたらいいんだろう」 「自分で取ったメモなのに何が言いたいのかわからない」 といったことで悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。 4月は特にそういう時期だったと思います。 そんな1カ月を乗り切った自分を褒めつつ、GW明けもまた頑張れるように、自信をつけられるような本をご紹介したいと思います。 今回ご紹介する本は、『あてはめるだけで“すぐ”伝わる 説明組み立て図鑑』(犬塚壮志・著)です。 『図鑑』というだけあって、図を用いながら80の型について紹介しています。 本書では最初に、基本の型について触れています。 応用編では目的やシチュエーション別に型の紹介があります。 全部一気に読むのではなく、仕事をするうえで悩んだところを索引して、必要だと思うところを『自分の型』にしたり、必要な情報を集められるようになるといいのかなと思います。 今回は1部0章にある、『基本の型』について、要点をまとめました。 1.基本の三つの型 (1)CRF法 : 短時間で納得させたいときに有効 ① 結論/Conclusion (主張や結論は一つ) 「○○を提案します」 ② 根拠/Reason (客観的な理由を提示) 「理由は○○です」 ③ 事実/Fact (調査結果等の裏付け・固有名詞を使うとより効果的) 「実際にこういった効果が実証されています」 (2)SDS法 : 相手に説明の概要だけ覚えてほしいとき ① 概要/Summary (主張は一つに絞る) 「〇〇がポイントです」 ② 詳細/Details (相手が最も知りたいであろうことを中心に解像度をあげる) 「こういったことはありませんか?それはこのポイントが解決してくれます」 ③ まとめ/Summary (印象に残るよう一言、二言にまとめる) 「以上をまとめると」 (3)PREP法 : CRF法+SDS法のハイブリッド型 ① 結論/Point (伝える結論は一つ) ② 理由/Reason (結論の根拠・客観的に判断できる理由) ③ 具体例/Example (イメージがわく具体例・固有名詞を伝えると具体的) ④ 結論/Point 再度結論を提示する(一言二言にまとめて、キラーワードにする) 応用となる1部1章からは、 「相手に理解してもらいたい」 「相手に動いてもらいたい」 「相手に教える」 「相手に聞いてもらいたい」 などのセクションから、さらに細かく型が分かれています。 まさに図鑑として1冊手元に置いておきたい内容でした。 このGWが皆さんにとって、日々の疲れをとりつつ、また走りだせるようなエネルギーチャージの週になることを願っています。 お仕事の方は、無事に乗り切れますように! 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 タスキー株式会社 金子由佳 参照:あてはめるだけで“すぐ”伝わる 説明組み立て図鑑/犬塚壮志