こんにちは!タスキー株式会社の平岡です。
日に日に暑さが増すようになり、本格的に夏の訪れを感じる季節になりました。
今年も残り半分。暑さに負けずに頑張ってまいりましょう!
さて、本日ご紹介する今読みたい本は『得する社長、損する社長 中小企業のための確定拠出年金』です。
著者の花城正也さんは、福岡の株式会社アーリークロスで代表をされており、一般社団法人中小企業退職金制度支援協会の代表理事も務められております。
先日タスキーグループで福岡研修があったのですが、その際にアーリークロスさんへ訪問させていただき、花城さんから企業型確定拠出年金(企業型DC)についてお話いただく機会がございました。
タスキーでも企業型DCを導入していますが、花城さんのお話を聞いて、「もっと制度を活用しないと…」「掛金額を見直さなきゃ!」と言っていたメンバーが多数いたのが印象的でした(もちろん私もそのうちの一人です笑)。
本書では、企業型DCについて制度の詳細から導入のステップ、投資商品の選び方と、幅広く紹介されています。
実際に企業型DCを導入した企業のインタビューも複数紹介されており、制度の導入によって社長や従業員の意識が変わったかの様子を詳しく知ることができます。
企業型DCには以下のようなメリットがあります。
詳細を知りたい方は、是非本書を手に取ってみてください。
【企業型DCのメリット】
・社長、従業員の退職金を準備できる
・会社は掛金を全額損金算入できる
・税制優遇がある
・老後の資産を効率よく形成できる
本書の中で、花城さんは「出口を見据えておけば、目標が鮮明になる」と仰っています。
何歳まで働き、老後はどんなふうに過ごしたいのかをイメージすることで、老後に必要な資金を明確化することができます。
しかし、特に若い世代の方では、老後の備えの見通しなんて立てられない・毎月のローン返済や貯金をするのでいっぱいいっぱい…という方も多いと思います。
私もこれまでは企業型DCに「毎月なんとなく」掛金を拠出していましたが、本書を読んですぐ、掛金額の見直しや運用状況の確認といった行動を起こそうという気持ちが湧いてきました。
具体的なイメージまでは持てないという方でにも、本書は自身の資産形成について、何かしらのきっかけを与えてくれる一冊になるのではないかと思います。
企業型DCに興味を持たれた方は、ぜひ本書をお手に取ってみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
タスキー株式会社 平岡