こんにちは!
タスキー税理士法人の佐藤美友です。
気づけば10月、2023年も残すところ3ヶ月…
光陰矢の如しとは言いますが、早すぎて若干震えています。
“2023年10月1日”という日、バックオフィスに関わるお仕事をされていれば、ここ数年で何度も見てきたことでしょう。
取引先とのやり取り、レジの準備、会計ソフトの整備など、上げたらキリがありません。
時間とお金と人手をかけて、私たちは「インボイス制度」に向けての準備を進めてきたわけです。
「令和5年度税制改正大綱対応版 会話でスッキリ 電帳法とインボイス制度のきほん」
著:税理士 小島 孝子/編集協力:株式会社マネーフォワード
税制は難しい言葉で説明されることも多く、かといってかみ砕いた説明のみだと本当に大切な部分が伝わっていないことも珍しくありません。
この本は、電子帳簿保存法とインボイスの押さえておくべきポイントがシンプルにまとめられており、「記帳に関わるなら一度読んでおいてね」と勧める入門書にちょうどいい一冊です。
以前、「免税事業者から仕入れたら経費にならないということですか?」とご質問をいただいたことがありました。
消費税の仕入税額控除になるかと、経費になるかどうかはまた別の話ですが、普段税務に触れていない方にとってはピンとこない部分も多いでしょう。
課税事業者、免税事業者、それぞれが抱える不安や課題にどう向き合うかは、会計事務所が抱えるテーマの一つです。
インボイスと電帳法、これらはまとめて語られることも多いのですが、煩雑化していく経理業務をアナログのみで続けることへの限界を突き付けられているような気がします。
2023年10月1日、インボイス制度が始まってしまった今、ともに考えていきましょう。
法改正に対応した請求書や帳簿の整備を進めるうえで、何を頼り、どこで力を抜くのか。
知るということは、不安を和らげることにもつながると思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
タスキー税理士法人
佐藤 美友