第313回 「誰かのため」に生きすぎない/藤野 智哉

「誰かのため」に生きすぎない

こんにちは!タスキー税理士法人の大友です。

突然ですが、みなさん頑張りすぎてはいませんか?いつもお疲れ様です…!

今回ご紹介させていただく本は、『「誰かのため」に生きすぎない~精神科医が教える力を抜いて生きるコツ~』という、精神科医の藤野智哉さんが書かれた本です。

私はタスキーに入社して半年が経ちました。この半年、タスキーで過ごして気づいたことは、タスキーにいるみなさんの、周りへの気遣いが素晴らしいことです。

そんなタスキーメンバーのように、「誰か」のためにがんばれる人、他人には「無理してない?」「疲れてない?」と気づいてあげられる優しい人、たくさんいらっしゃると思います。
他人を気遣うのと同じように、自分の疲れやしんどさにも目を向けてあげてほしい。そんな想いが込められている本です。


私がこの本を読んで実践したいと思った、力を抜いて生きるコツを2つ、紹介させてください。

【①とくに疲れているときは、「がんばった」の定義を「今日も朝起きられた、えらい~」くらいにしてしまえばいい】

━━━━「週5日で8時間働く」のがよく「普通」っていわれていますが、それでOK、全然やれますって人、実はもっと少ないと思うんですよね。人それぞれ「キャパシティ」があるのに、ついつい「普通」とか「通常」みたいなもので自分の能力を測ってしまいがちです。━━━━[81ページより引用]

疲れていたら、何かをするだけで大変です。

よく「私、今日も何もできなかった……」みたいに自分を責めてしまいますよね。

そんな時は、自分の「がんばり」に目を向けることや、「やれていること」を認めてあげることが効果的。
だから今、この「今読みたい本」をここまで読めたそこのあなた、すごい!
こんな感じで、たまには自分に甘くしてみてください。

自分を愛する、自分を慈しむ、自分を許す、自分を認めるというような感覚。この感覚を「セルフラブ」っていうみたいですよ!


【②「がんばり屋」から「頼り上手」へのジョブチェンジ】

━━━━「すぐ『助けて』って言うのは甘えだ」「すべて自己責任だ」「一人でがんばるのが美徳」みたいな風潮もあるとは思いますが、私は声を大にして言いたいですね。「助けて」って言っていいんです。むしろ生き延びるためにすごく重要なことなんです。━━━━ [173ページより引用]

1人ではできないこと、たくさんあると思います。

つい、自分の力で解決したい、もう少し考えたらできるのではないか?と思ってしまいがちですが、「早く助けを求めればよかった……」なんてことも少なくありません。

ここでのポイントは、「言ってくれないと手伝えない」ということです。1人でがんばった結果、結局できなくてつぶれることがないように、「助け」をとりにいくことが大切です。

まずは自分が完璧ではないことを受け入れて、「甘えていいんだ」「助けてって言ってもいいんだ」と知ることも必要ですね!


いかがだったでしょうか?
私はこの本を読んで、かなり癒されました!
今ちょっと疲れているな~と思う方や、癒しが欲しい方はぜひこの本を読んでみてください!

最後に、この本からもらった言葉を贈らせてください。
「あなたはあなたのために生きていい!」


タスキー税理士法人
税務支援チーム 大友 美輝

大友美輝

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