こんにちは!タスキーグループ/税務支援チームの大友です。
突然ですが、みなさんの現在の姿勢は、良い姿勢と言えますでしょうか。
私は気が付いたら背中が丸まってしまっていた、ということがよくあります。
最近タスキーでは姿勢教室が開催されました。自分の姿勢を写真に収めて客観視してみることや、実際に姿勢改善の体操をしてみました。この日、私は姿勢について、意識が足りていなかったことに気づかされました。
この機会に、姿勢についての本を読んでみたいと思い、手に取った本がこちらの一冊です。
『ポジティブ姿勢とネガティブ姿勢――リハビリのプロが明かす、人生が変わる姿勢の直しかた』著・奥村亮
著者は理学療法士として、「どうしたら、目の前の人をもっと良くできるのか?」と、下は0歳から、上は104歳の方まで、様々な様態の方々の姿勢改善に累計2万件以上携わってきたそうです。
この本には、リハビリのプロが明かす、12のヒミツが書かれています。その中の2つである、①考え方編②実践編について一部まとめさせていただきます。
① 考え方編
例えば今、椅子に座っているとしたら、座ったままで、骨盤を前に起こしてみてください。
このコツ1つだけで、「姿勢って意外とすぐに良くなるんだ」と、考え方が変わると思います。
そしてもう1つ、姿勢が良くなってどんな自分になりたいのか?なぜ姿勢が良くなりたいのか?という、目的、理由を明確にすることが必要です。明確になればなるほど、良い姿勢が身につく可能性が高くなります。
ここで、良い姿勢の効能についても紹介されていました。
(1) この人生100年時代に、長生きの土台ができて、病気にかかりにくく、ケガをしにくくなる。
→良い姿勢というのは、人間が生活していく上での最初の構えであり、出発点。姿勢を良くしていると身体の深部にある筋肉(インナーマッスル)が鍛えられる。
(2) あなたの良い姿勢が周囲の人にいい影響を与え、周囲の人への貢献となる。
→人の脳には、ミラーニューロンという、そばにいる人の物真似を行う神経細胞が存在している。あなたの姿勢が良くなるだけで、あなたの周囲の人の姿勢も良くなりやすくなる。
(3) 姿勢が良くなると、心身が最高の状態となり、仕事のパフォーマンスが上がる。
→精神的にも集中力が増し、高いパフォーマンスで仕事ができる。
上記のような効能を知ることによって、姿勢が良くなってどうなりたいか、目的を明確にすることができるのではないでしょうか。
② 実践編
ここでは、すぐに姿勢が良くなる3つの調整法について書かれていました。
(1) 座った姿勢で骨盤の前後傾での調整(15~20回程度)
(2) 両手をできるだけ挙げ、胸を張るように上半身を反らし、両手をゆっくり下ろして、上半身を調整(10~15回程度)
(3) 立った状態で足を前後に開き、片足ずつ、アキレス腱伸ばしと股関節の付け根伸ばしで両足を調整(左右交互に10回程度)
骨盤は下半身と上半身をつなぐ中心でもあり、人間の姿勢の土台でもあります。(1)のような調整法で、骨盤周囲の柔軟性を高めていくことで、良い姿勢の基礎が出来上がります。
(1)(2)(3)の順番が大事で、この順番に取り組んでいただくと、とても効果が出るそうです。
いかがでしたでしょうか。
「姿勢って意外とすぐに良くなるんだ!」という考え方と、ご紹介した調整法を行い、姿勢改善に繋げていきましょう。
私たちも座り仕事が多い職業ですが、常に姿勢を意識していきたいですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ/税務支援チーム
大友 美輝