第356回 嫌われる勇気/岸見 一郎 , 古賀 史健

こんにちは!
タスキーインターン生の泉水です!!

今回私が紹介する本は『嫌われる勇気』です。
この本を手に取ったきっかけは、「他人の評価を気にせず、自分らしく生きるにはどうすればいいのか?」という疑問を持ったからです。多くの人が抱える「人間関係の悩み」に対して、新しい視点を提供してくれる一冊です。

本書では、アルフレッド・アドラーの心理学思想を、哲人と青年の対話形式で分かりやすく解説しています。特に印象的だったのは、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」という考え方です。これを解決するために、アドラーは「課題の分離」という概念を提唱しています。
今回はこの「課題の分離」について少しお話させていただきますね。

課題の分離とは?
私たちはつい他人の評価を気にしてしまいがちですが、アドラー心理学では「それは自分の課題ではなく、相手の課題である」と考えます。他者の期待に縛られるのではなく、「自分がどう生きたいか」を基準にすることで、より自由に生きられるというのです。

また、本書では「承認欲求を捨てること」も重要視されています。他人に認められるために行動するのではなく、「自分がどうありたいか」を軸に生きることが、幸福につながるという考え方です。

私自身、日々の生活や仕事の中で「他人にどう思われるか」を気にしてしまう場面が多々あります。しかし、本書を読んで「他人の評価を気にするより、自分の信念を大切にすることが大事」と学びました。もちろん、いきなり実践するのは難しいですが、少しずつ意識を変えていくことで「嫌われる勇気」を持てるようになるのではないかと感じました。

本書には、このほかにも「共同体感覚」や「目的論」といったアドラー心理学の核心的な考え方が詰まっています。対人関係に悩んでいる方、自分らしい生き方を模索している方にとって、気づきを得られる一冊です。ぜひお手に取って読んでみてください!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ/制作チーム 広報インターン
泉水美紅

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