第358回 やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける/アンジェラ・ダックワース (著)、神崎 朗子 (翻訳)

こんにちは!
タスキーグループ/労務支援チームの平岡です。

本日ご紹介する本は『やり抜く力 GRIT(グリット)―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』です。

皆さんは、「GRIT」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
日本語で「やり抜く力」と定義され、次の4つの要素の頭文字からなる単語です。

・G=Guts(ガッツ/度胸)
・R=Resilience(レジリエンス/復元力)
・I=Initiative(イニシアチブ/自発性)
・T=Tenacity(テナシティ/執念)

心理学者である著者は、成功を収めた人たちに共通する点を数多くの調査や研究から発見したそうです。
そしてそれは、生まれ持った才能やIQではなく「やり抜く力」であり、後天的に伸ばすことが可能であるというGRIT理論を提唱しました。
「やり抜く」という言葉から私はまず「粘り強さ」を想像しましたが、著者曰く「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」のふたつの要素からできているそうです。
困難や挫折にもめげずに諦めずに努力を続けるだけでなく、自ら目的を見出し情熱を持って取り組むこと。
人生において何かを「やり抜く」上で、大事にしていきたいと思いました。

実はこの「GRIT」という言葉、タスキーではここ最近毎日のように飛び交っています!
というのも、今年から社内のCulture(大切にしたい文化)を一新し、その一つに「Grit/やりきる」を掲げたためです。

本書ではやり抜く力を伸ばす方法がいくつか紹介されていますが、著者は次のように述べています。

―自分が所属する集団の規範や価値観は、やがて自分自身の規範や価値観になる。
自分の一部となり、つねについてまわる。
集団の流儀や信念だったものが、自分自身の流儀や信念になるのだ。―

誰かの「Grit」な姿勢が周りにも伝播していく。
組織としてやり抜く姿勢を大事にすることで、新しいメンバーにもその姿勢が伝わり自然と浸透するような組織にしていけたら素敵だなと感じました。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


タスキーグループ 労務支援チーム/平岡摩祐

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平岡摩祐

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