こんにちは!タスキーグループ、インターン生の泉水です。
今回ご紹介させていただく本は、安達裕哉氏の『頭のいい人が話す前に考えていること』です。タイトルからは、話し方のテクニックを紹介する内容を想像しがちですが、実際には「話す前の思考法」に焦点を当てた、とても実践的で読みやすい本です。
現代社会では、コミュニケーション能力がますます重要視されています。本書では、効果的なコミュニケーションを図るために、話す前にどのような思考を巡らせるべきかが詳述されています。著者は、頭のいい人が実践している思考法を以下のようにまとめています。
1. 相手の立場を考える
相手が何を求めているのか、どのような情報が必要なのかを考慮し、適切なコミュニケーションを図る力。
2. 感情を交えた伝え方
単なる情報伝達ではなく、感情を込めて伝えることで、相手の共感や理解を深める力。
3. 知識を相手のために使う
自分の知識をひけらかすのではなく、相手の利益や成長のために活用する姿勢。
4. 論破しない
議論の勝ち負けにこだわらず、本質的な課題を見極め、建設的なコミュニケーションを目指す姿勢。
5. 最初に発言する
会議やディスカッションで、最初に意見を述べることで、議論をリードし、主体性を示す力。
これらの思考法を実践することで、日々のコミュニケーションがより効果的になり、人間関係や仕事のパフォーマンス向上につながるとされているそうです。
相手の言いたいことを考えながら聞くことの重要性や、知識を披露するのは相手のためになる時だけといった具体的なアドバイスが参考になりました!
本書は、コミュニケーションに悩んでいる方や、思考法を見直したいと考えている方にとって、有益な一冊となっています。是非お手にとってみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ/制作チーム 広報インターン
泉水美紅