こんにちは!タスキーグループ/経理支援チームの早坂です!
社会の歯車となり、今では4年目に入りました。
社会人4年目になり、周りの友人たちを見ていて特に感じるようになりましたが、新入社員の頃に感じていた新鮮さや守られている感覚は少しずつ薄れ、徐々に自分が支える立場へと変わってきたことを実感しています。周囲からは「大人としての振る舞い」や「責任ある行動」を求められる場面が増え、その重みや難しさに戸惑うことも多くなってきています。
そんな葛藤の中で、出会ったのが今回紹介する作品です。
本作品は、作者の松浦弥太郎さん自身が、20代の頃に多くの試行錯誤を経て、様々な経験を積んでいく中で「もっとこうしていればよかった」「これを若いうちに知っておきたかった」という思いが多くあったため、それを次の世代に向けて言葉にしたいと考えたそうです。
作者が「暮しの手帖」の編集長に至るまでの長い時間の中で、まわりの年長者に教えてもらったこと、たくさんの体験から学んだ法則をもとに、作者自身の経験を交えながら、50項目を列挙しております。
中でも印象的だった3項目をご紹介します。
①”小さな成功”を積み重ねる
②”好き”を、深堀する
③まねをする
ひとつひとつを読み進めている中で、自分に置き換えた時に、実生活の中で「できているな~」と思うものや、「全然やれてなかった…」と思うものが数多く出てきました。
「できていて当たり前!」と思うことも、案外いざ意識しているか?と自分を振り返ったときに、目の前のやるべきことに日々忙殺され、できていないどころか、意識から外れていることも多くあると思います。現に、私自身読んでいく中で、忙しさを言い訳に、見て見ぬふりしてしまう項目が、いくつかありました。
本作に挙げられているポイントは、高度な能力を求めているのではなく、社会人として成長していく過程で、基本となる、ちょっとした意識の変化です。
これからの生活において、1項目ずつ自分の中に落とし込んでいき、1歩1歩自分を成長させていきたいと感じました。
やりたいことがあるけど、環境や能力により制限があり苦悩することが若い世代にとっては、よりよい暮らしや仕事の実践的なヒント集として、あるいは、ある程度社会人経験がある方にとっても、初心を思い出し、これまでの自分の振り返りのきっかけとして、この本をぜひご一読いただきたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ/経理支援チームチーム 早坂 みいな