第393回 俺たちの箱根駅伝/池井戸 潤

こんにちは!タスキーグループ/労務支援チームの髙本です。

秋も深まって、急に風の冷たさを感じるようになりました。会社近くの公園でも木々が色づき始め、昼間は散歩するにも気持ちよい季節ですね。

さて今回紹介するのは池井戸潤さんが書いた「俺たちの箱根駅伝」です。

箱根駅伝は、私自身も毎年楽しみにしている年始イベントの1つです。

その箱根駅伝を舞台とした物語で、上下巻併せて700ページの大作ですが、関東学生連合チームとテレビ局の人間模様を相互に展開しながら物語が進んでいきます。

この作品でとても印象に残ったのは、関東学生連合チーム監督のチーム作りです。監督へのチーム内外の批判にも屈しない芯の強さと、選手たちに少し高い目標を持たせ、様々な角度から適性を見極め、モチベーションを高めていく手腕は見事でした。

以前なら、ただ単にこういう上司はいいなとかリーダーシップの取り方に憧れるなとかと思っていたのですが、最近はそこに近づくにはどうしていくべきかというところまで考える必要があると感じています。

タスキーでもMVVCのValueで「目的志向と目的思考」、「未来最適」を挙げており、目の前のタスクに追われるばかりではなく、視座を高く持ち、何を目指しているのかを意識し行動につなげるということを日々行っております。

物語を読みながら、やはりこういう意識を持ち、地道に物事を進めていくことが重要なのだなと改めて教えられました。

様々な人間模様やラストまでの展開も気になるところですが、今何かに挑戦をしている人に刺さるのではないかと思います。

読み応えのある長編ですが、秋の夜長のおともにいかがでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

タスキーグループ/労務支援チーム 髙本かおり

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