第395回 それ、すべて過緊張です。/奥田弘美

こんにちは!タスキーグループ/経理支援チームの飯野祐司です。

朝晩がぐっと冷え込み、冬が徐々に近づいてきました。
寒さと一緒に、仕事や予定のことが頭から離れない——そんな“張りつめた感じ”が続いていませんか。

今回紹介するのは、奥田弘美さんの「それ、すべて過緊張です。」です。

過緊張とは
・家に帰っても仕事のことが頭から離れない
・休日に「あの対応でよかったかな」と何度も思い返してしまう
・明日のタスクが気になって落ち着かない
のような状態をいいます。

誰にでも起こり得ますが、長く続くと心身の不調につながりやすい。
だからこそ、早めのケアが大事だと本書は教えてくれます。

私自身、仕事や私生活のタスクが増えると「あれも、これも」と頭がぐるぐるし、かえって手が止まってしまうことがあります。
放置すると「結局どれも進まない」という悪循環に——。
そこで本書の考え方を取り入れてみようと思いました。

本の中では、どんな状態・状況だと過緊張になりやすいか、過緊張を予防するためにはどんな方法があるかなどが紹介されています。
どういった内容が書いてあるかは、ぜひ本を買って学んで欲しいのですが、一つだけ本の中で印象に残った部分を紹介したいと思います。

それは、ストレスケアには順番がある!ということです。
ストレスケアの3Rと呼ばれており、下記順番で行う必要があるそうです。

①レスト~休息・休養~
・静かな場所で心身を休める
・栄養のある食事をとる
・夜は十分な睡眠をとる

②リラクゼーション~心や身体の緊張を緩める活動~
・ストレッチ、ヨガ、瞑想で呼吸と筋肉を整える
・好きな動画や音楽で気持ちをゆるめる

③レクリエーション~楽しみや気晴らし、趣味~
・友人と飲みに行く
・好きなスポーツで体を動かす
・小旅行でリフレッシュする

かつての私は「運動して旅行すればスッキリ!」と思っていましたが、まず休む→次に整える→それから動く。
この順番が崩れると、効果が出にくいのだとこの本を読んで腑に落ちました。
何も手につかないときは、まずは休む。それだけで十分なスタートになります。

1日の約3分の1は仕事の時間です。
安定したパフォーマンスを着実に積み重ねるためには、セルフケアが欠かせません。
「自分で自分を整えられる人」がいちばん強い、と感じています。

・常に頭の中が仕事でいっぱいになりがち
・休み方がわからず、つい気晴らしだけ先にやってしまう
・ここ最近、疲れが抜けにくい
そんな方はぜひこの本を読んでみてください。

気温の変化によって体調を崩しやすい季節なので、皆様体調管理に気をつけてくださいね!
まずはレストから、無理せず身体を整えていきましょう!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ/経理支援チーム  飯野 祐司
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