こんにちは!タスキーグループ/税務支援チームの佐藤です。 「何着ればいいのだ…」と悩まされる時季を過ぎ、「何枚着ればいいのだ…」と調整を見誤る時季に突入しました。皆さまお風邪など召されていませんか? 今回紹介しますのは、相手に染み渡る毒をそっと盛りたいあなたにお勧めの一冊です! 「エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ『言いにくいことを賢く伝える』技術」 著・中野 信子 なかなか強いタイトルですが、相手を傷つけるための技術を身に着けるための本ではありません。 むしろ逆で、適度な距離間で気持ち良いお付き合いができるよう、言葉の使い方や考え方を、実例を交えながら説いてくれるユニークな本でした。 一度きりの関係性、またはエンターテインメントの一環であれば、論破するもよし、スカッと言い返すでもよし。 ただし、現実はそうではありません。 我々は、家庭、職場、あらゆる場所で「言わなくても良い本音」を見極め、社会性を保ちながら過ごしています。 両極端な「本音コミュニケーション」と「我慢」に加え、曖昧さを賢く使いこなした「別の戦略」を加えることができれば、コミュニケーションストレスは解消されるかもしれません。 その「別の戦略」こそが、京都人から学ぶ「エレガントな毒」なのです。 今や知る人も多い、「お嬢さん、ピアノが上手どすなぁ」や「ええ時計したはりますなぁ」は代表的なイケズの例。 相手が察することができたらその人との関係性は続くし、察することができなかったらそれまで。そういう人なのだな、で終わりです。 褒めを交えた「エレガントな毒」が持つポジティブなネガティブさ、嫌味とはまた違うコミュニケーションスタイルは、知れば知るほどとても面白く、興味深く感じました。 この「『褒めている』ように見せかける」テクニックのほか、第3章では「『困った』『イヤだ』を賢く伝える7+3のレッスン」としてすぐに実践できるポイントが解説されています。 「すぐに実践?」と思うかもしれませんが、本当にすぐに実践できます。気が弱くても大丈夫です。 紹介が前後してしまいましたが、第2章「[シチュエーション別]エレガントな毒の吐き方を京都人に聞きました」では、困ったシチュエーションのときに京都の人ならどうするか?が3択クイズ形式でまとめられています。 京都人のエレガンスを節々に感じることができ、とてもおすすめです。 (余談ですが、わたくし初見で全問正解いたしました) イヤなことや不快なことをスルーするでも正面突破するでもなく、「エレガントな毒」として昇華したい方は、ぜひ一度お手に取ってみてください。 最後までお付き合いいただきありがとうございました! タスキーグループ/税務支援チーム 佐藤 美友
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