第409回 100円のコーヒーが1000円で売れる理由、説明できますか?/橋本 之克

こんにちは!タスキーグループ経理支援チームの平野美帆です。

みなさんは、『100円のコーヒーを1000円で売れる理由、説明できますか?』というタイトルを見て、どのような印象を受けたでしょうか?この本を読み進めていくと、「高く売る方法」の本ではなく、私たちがどのように物を選んでいるのかを、わかりやすく教えてくれる一冊だと感じました。

読み進める中で、思い当たる節があり、少しドキッとした点を紹介します。

本書ではまず、クチコミについて触れられています。レビューや評判をつい参考にしてしまうことがあります。でもそこには下記のような心理の働きも関係していると説明されています。
・第三者の意見を信じやすい、ウィンザー効果
・良い印象があると他の部分まで良く見えてしまう、ハロー効果
・多くの人が選んでいると安心してしまう、バンドワゴン効果
私自身も、無意識のうちにクチコミに影響されているのだと気づかされました。

次に印象的だったのが「3は特別な数字」という話です。日本三景、三種の神器、松竹梅、金銀銅。たしかに私たちの身の回りには“三つ”で構成されているものがたくさんあります。

三つ並ぶと、不思議と選びやすくなる。
そして多くの場合、真ん中を選びたくなる。

価格は単独で存在するのではなく、並び方によって意味を持つのだという説明が、とても腑に落ちました。

さらに著者は、自分の判断力を高めるためには、買った後に振り返ることが大切だと述べています。うまくいった買い物だけでなく、失敗もきちんと記憶する。それが次の選択を少しだけ賢くしてくれるのだそうです。

価格の話でありながら、実は「人がどのように価値を感じ、選択しているのか」を教えてくれる本です。
仕事においても、自分たちの提供している価値がどのように伝わっているのかを意識することの大切さを改めて考えるきっかけにもなりました。
読み終えたあと、日常の景色が少し違って見えるような、そんな一冊でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

タスキーグループ/経理支援チーム 平野 美帆

Share on facebook
Share on twitter
Share on linkedin
平野美帆

平野美帆

Leave a Replay

タスキー税理士法人ブログ

お客様に役立つ様々なテーマ、お知らせなど、スタッフが日々更新しています。

Recent Posts

Follow Us

アーカイブ