こんにちは!タスキーグループ/経理支援チームの箭子優羽です。
今回私がご紹介する本は『どこでも通用する人は入社1年目に何をしているのか』です。
4月から新入社員としてTASKYで働き始めることになりましたので、本書を手に取りました。
本書では、「どこでも通用する人材」のことを「自らをどんな環境でも成果を出せる状態にすること」と定義しています。そして、どこにでも通用する仕事の思考を身に着けるための方法について書かれています。
仕事を行う上でのポイントとして日常業務で実践したいと思ったものを3つご紹介いたしますね。
①仕事とはなにか
本書の冒頭では仕事への意識を変えることが必要であるとされています。
皆さんはアルバイトやインターンシップと社会人の違いはなんだと思いますか?
本書ではその違いを「プロとして働く」かどうかという点であるとしています。仕事は、お客様はもちろん周囲の社員に対して価値を提供することであり、成果を出す必要が求められます。誰かの課題を解決して対価をもらうことが仕事であり、そのために自分で考えて答えを求め続けるものです。必ずしも上司や研修で教えられたことが正解というわけではないことをはっきりと自覚する必要があります。
私はこれまでインターン・アルバイトとして働いてきましたが、社会人として「価値を提供する」「答えを求め続ける」ということを意識しなければならないと思います。これから気持ちを切り替えて働きはじめたいと思います!
②大きな仕事のこなし方
日々の業務の中には、丸一日以上かかるような大きな仕事があると思います。こうしたタスクはまとまった時間がないと進めづらく、後回しにしがちです。
そこで、「小さなタスクに分解する」という考え方が有効です。
「小さなタスク」というのは、2時間以内で完了するタスクのことを言います。大きな仕事は小さなタスクに細分化することがポイントになります。
例えば、月次業務を例にとると、売り上げのチェックや残高の見直し、データのインポートなど、それぞれを1〜2時間で完了できる小さなタスクに分けることができます。
タスク管理ツールを使用するうえで、月次業務のようなまとまった時間が必要な仕事を、小さなタスクに分けて管理していこうと考えました!
この方法を使うことで、突発的な業務やミーティングなどの業務と並行して効率よく進めることが可能になります。
日常的にタスク管理をしっかりと行うよう言われているので、本書を参考にして、改めて自分のタスク管理方法を見直してみるのも良いかもしれませんね。
③成長スピードが高まる振り返り
よくビジネス書ではPDCAサイクルについて言及されていますが、本書ではとくに「Check」の重要性が強調されています。
Checkとは、計画(Plan)と取り組み(Do)の整合性がとれているかを把握することであるとしています。たとえば、私は日々の業務で、予定した時間よりも大幅に時間を要することがよくあります。朝一番に立てた1日のタスクがその日のうちに完了できないことが多々あるのです。
TASKYでは退勤前に、残りのタスクや突発業務などを記入するルールがあるため、なぜ予定通りに進まなかったのか、時間が予想と違った原因を振り返ることが次の業務に活かせるポイントだと感じました。
本書では、上記のこと以外にも、新人からベテランまで一生使える仕事の心得として、思考法や時間管理など実践に役立つナレッジを紹介しています。
どこでも通用する人になりたい方、ぜひ読んでみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ/経理支援チーム 箭子 優羽