第376回 ゴールデンスランバー/伊坂 幸太郎

こんにちは!タスキーグループ経理支援チームの箭子優羽です。

今回私が紹介したい本はゴールデンスランバーです。

この本は社会人になってから、出勤中の隙間時間を利用して少しづつ読んでいました。
しかし、物語が進むに連れて展開が予測できなくなり、たくさんの伏線回収と主人公の大きな決断、そして交差する視点で進む物語に高揚感が止まらず、結局、休日に一気読みしてしまいました!

映画化もされている有名な本ですが、面白すぎたので、この場で紹介させていただきます。

本書の作者は伊坂幸太郎さんです。
これまで40冊以上の作品を出版されており、作中の舞台や地名に仙台の実在する場所が使われることが有名です。
今回紹介するゴールデンスランバーでも、舞台が仙台となっており、仙台駅や東二番丁通り、広瀬川といった私たちにも馴染み深い地名が多数登場します。この特徴も作品の面白いポイントの一つです。

あらすじを紹介させていただきます。
ごく普通の青年、青柳雅春は、ある日突然、金田新大統領(首相)暗殺事件の犯人に仕立て上げられてしまいす。身に覚えのない罪で瞬く間に全国指名手配犯となり、警察、マスコミ、日本中から追われる状況となります。絶望的な状況の中、青柳は逃亡を開始します。友人の裏切りに遭いながらも、彼には味方がいました。かつての恋人や友人、そして意外な人物たちが、彼を信じ、命がけで手助けしていきます。
事件の後日談はまさに「たいへんよくできました!」と拍手を送りたくなるような展開です。

読み応えもバッチリで、完読後の満足感に1人で拍手していました笑
作中にちりばめられた伏線が全て作中で回収されるわけではないため、読み返して想像してみたり、考察を検索してみたり、余韻も十分に楽しめる作品でした。

ちなみに題名はビートルズの曲「Golden Slumbers」からきています。作中でもこの曲の歌詞を口ずさんでいる場面が多く描かれており、主人公の心情を表す重要な鍵になっています。
この曲はバイト先でbgmにされていて、何度も聞いてうんざりしていた曲でした笑
本をきっかけに歌詞を知りましたが、こんな素敵な曲だったとは驚きです。歌詞を知ったうえで本を読むとより引き込まれます。

伊坂幸太郎さんの本「グラスホッパー」も読み始めたのでまたいつか紹介したいと思います!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

タスキーグループ経理支援チーム 箭子優羽

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