30代の小笠原です!
突然ですが、新入社員に下記のような質問をされたらあなたはなんと答えますか?
Q.なぜ社会人はマナーにうるさいの?
ふと聞かれると固まってしまうような質問があるのではないでしょうか。
A.「そういうものだから」、「マナーはマナー」
論理のない感情的な回答をしていませんか?
今回の今読みたい本は『20代でやっておきたいこと』。2010年に出版された本でして、10年経過し変化が加速する時代では当てはまらない部分もあるかと思いますが、取捨選択することで役に立つことが多くあるはずです。若い方の社会に対する疑問にもヒントをくれますし、先輩社員が読んでも指導の役に立つと思います。
私が本書を手に取った理由は2つ
①後輩にどんなアドバイスをしたらよいか、ふと悩むときがある
頭の中で項目化しておくことで教える引き出しを増やしたい!
②自分ももう一度やるべきことを決めてみる
やらねば!と気づいた今が一番若いので、社会人1年目に立ち戻りたい!
■私の考える本書を読むべき人は?
①学生
タスキー税理士法人には現在2名の長期インターン学生がいます。もちろんその2人にも読んでほしいなと思いますが、社会のことを経験していない学生が読んでわかるか?というのが実際のところです。教科書で学んだことと実際の社会での経験は、大きく異なると考えています。
②社会人20代
実際の社会を経験することで学生の頃に思い描いていた社会へのギャップが生じているはずです。経験するという事は重要ですね。実際の社会経験があるからこそ刺さる項目が多くあるのではないかと思います。会社で働くとは・人間関係・勉強・人生。言わずもがな、読んでほしい世代です。
③先輩社員
理屈を問われるとなぜそのように指導しているのか、回答に悩むときはありませんか?
その答えを考えるためにも、先輩上司が読むのも良いのではないかと思います。
冒頭の質問では…
Q.なぜ社会人はマナーにうるさいのか?
A.マナーを守らないとビジネスの入り口で失敗してしまう恐れがある。舞台に立たなければ実力派発揮できない。
この回答が真かどうかは時代で変わるかもしれませんが、納得が得られそうな回答ですね。このようなヒントが本書で見つかるのではないかと思います。
20代の社会人だけではなく、指導する先輩社員にもぜひ読んでほしい一書です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
タスキー税理士法人 小笠原康
参照:20代でやっておきたいこと/川北義則