こんにちは！佐藤美友です。
えっもう3月なんですか…？2021年の6分の１が経過してしまったなんて信じたくないですね！
3月といえば確定申告。期限が延長されたとはいえ、あわただしさはぬぐえないものです。
医療費が高額な方、2か所以上からの所得がある方、個人事業主でなくても身近な論点ですから、他人事ではいられません。
さて、今回ご紹介しますのはこちらの一冊です。
『貯金兄弟』 著・竹内 謙礼/青木 寿幸
『会計天国』や『相続仮面』など、このシリーズは何度か紹介させていただきましたが、『貯金兄弟』には個人のお金との付き合い方が書かれています。
金遣いの荒い兄・宗一郎と、貧乏性の弟・翔太。物語の中で綴られるそれぞれの人生を通じて、自分の人生設計はどうなのだろうと現実を見つめる機会を与えられている気がしました。
保険、貯金、住宅ローンなど、選択肢が自分自身に大きく委ねられているものたちに対して、正しい判断ができているのか、最適解が導けているのか。
「生命保険は人生で住宅の次に高い買い物、だからマジメに選びなさい」という章題があるのですが、まさにその通りです。
情報が沢山ありすぎるからこそ「とりあえず」と判断してしまいそうですが、ずっと支払い続ける高い買い物にはより正しい知識をもって挑まねばなりません。
ポップなCMが多くなり、忘れかけていたなと思いました。
このシリーズはコンサルタントと会計士がタッグを組んで書いていることもあり、マネー戦略や税金などについてわかりやすく説明してくれているのですが、なかなかぶっ飛んだ設定が盛り込まれているのも特徴です。今回も期待通りでした！
読みやすくクセの強いお金の参考書、ぜひ一度お手に取ってみてはいかがでしょうか？
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
タスキー税理士法人
佐藤 美友
参照：貯金兄弟／竹内 謙礼 青木 寿幸
