第5回 真の働き方改革とは!?

チームの生産性をあげる。

こんにちは!
サクセスエール税理士法人の色川大輔です。

働き方改革が叫ばれる今、業務時間の短縮に取り組む企業が増加しています。
しかし、一律に業務時間を制限したり、有給休暇を取得させたりする取組みに、どこか疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回紹介させて頂きたいのは、『チームの生産性をあげる』という書籍です。

実際、働き方改革として、業務時間を制限されたことにより、弊害が生じている会社も多いようです。

● 持ち帰り残業が増えた。
● 職場内でのコミュニケーションが減った。
● やりたい仕事ができなくなった。お客様の要望に答えられなくなった。

この疑問に対する回答の1つとして、著者のシンプルな主張は非常に参考になります。

「ネガティブな時間を減らし、ポジティブな時間を増やす」

著者は、生産性を「アウトプット÷インプット」と定義し、業務時間の削減だけでは生産性は向上しないとし、アウトプットにつながらないネガティブな時間を削減し、アウトプットを向上させるポジティブな時間を増やしていく意識が重要だと主張しています。
かつての私もそうですが、時間削減を強制されることに抵抗感を感じる方も多いのではないでしょうか。

一方で、もっと勉強する時間、家族との時間、趣味の時間が欲しいと感じている方も多いと思います。

この著者の主張のように、時間削減自体を目的とせず、付加価値を付ける仕事により注力するために、無駄・過剰な業務を削減すると考えると、削減という一見ネガティブに見える取組みも前向きに取り組むことができるようになります。

こちらの本には、時間削減に向けたアイディアについても体系的に整理されている良書だと思いますが、真の働き方改革に重要な意識にも気付かされる1冊です。

無駄・過剰な時間を削減し、より楽しく、前向きな働き方をしていきましょう!

サクセスエール税理士法人 公認会計士・中小企業診断士 色川大輔

参照:チームの生産性をあげる。/沢渡 あまね

色川 大輔

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