こんにちは！
サクセスエール税理士法人の色川大輔です。
皆様、お盆休みはどのようにお過ごしされましたでしょうか？
私は、久しぶりに家族と共に長い時間を過ごしました。
1歳の息子と共に過ごす時間はとても楽しく、喜びに満ちた時間である一方、仕事以上に疲労がたまる時間でもありました(笑)
いつも仕事に集中させてくれている妻に感謝しなければと改めて感じます。
今回紹介させて頂くのは、ベストセラー書籍でもある『学びを結果に変える アウトプット大全』です。
（読むタイミングは流行より遅くってしまいましたが。。)
本書の主張は、本文の1番最初の1文に要約されているように感じます。
「現実はアウトプットでしか変わらない」
本当にその通りだと感じます。
監査法人から外に出て1番違いを感じるのは、「行動の重要性」です。
大企業では、知識自体を評価されることもありますが、中小企業では知識自体はほとんど意味がありません。
「知識をどう行動につなげていくか？」
AI化により仕事が無くなっていくとされる職業会計人は、今後考えて考えて考え抜いていかなければいけないことだと感じます。
本書は、アウトプットの重要性・基本法則を最初に述べた後、①話す、②書く、③行動するの3つの観点から具体的なコツを整理しています。
話すコツ、書くコツ、行動のコツを書いた本はよく見かけますが、アウトプットという観点から整理したのは新しく、非常に興味深く読み進められました。
ただ、私もそうなのですが、自己改善に脳科学的なアプローチが好きな人には、特別新しいことや、深いことが記述されているわけではないかもしれません。
タイトルにもあるように、百科事典的な使い方が良いのだと思います。
ただ、新しい観点での整理でしたので、多くの人の参考になる書籍なのではないかと思います。
本書で最も気付きを得た箇所を挙げるとするのであれば、
「究極の成功法則をひとつ挙げるとしたら、それは“続ける”ことです」
忙しさに流され、続け切れていないことが多い私の最大の反省点です。
本書も参考にしながら、アウトプットの生産性を上げていけるよう、日々の改善を積み上げていきたいと思います。
サクセスエール税理士法人 公認会計士・中小企業診断士 色川大輔
