第93回 こうして新聞は大衆に負けた

新聞という病

こんにちは。
サクセスエール税理士法人の佐藤美友です。
あわただしい師走、刻一刻と迫る2019年の終わりに「光陰矢の如し」を実感する今日この頃。仙台市は冬真っただ中ですが、皆様体調など崩されていませんでしょうか?

さて、今回ご紹介するのは作家・ジャーナリストの門田隆将氏の『新聞という病』です。
この本は産経新聞他に寄稿されてされていた原稿をベースに作られた論評集なのですが、帯で強調された「傲慢記者が『ファクト』を殺す」という一文のインパクトもさることながら、新聞には書かれないような論点が多数綴られていました。

朝鮮半島危機に何を報じたか、
報道は歴史を直視しているか、
自ら放棄する言論の自由…

受動的に手に入れられる情報の限界値が見られる昨今、どうしても思考を誘導されているように思えてならないのです。
そんな情報に関する私の「違和感」を紐解いてくれたのが、この一冊でした。

新聞という媒体への愛情と、だからこそ生まれる厳しい言葉たち。
門田先生だからこそ書くことができるこの論集は、新たな一年が始まる前にぜひとも読んでいただきたい一冊です。

「私は、日本のジャーナリズムを引っ張ってきた新聞というメディアに、『新聞よ、もう一度』と、鼓舞したいのである。」

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

サクセスエール税理士法人 佐藤 美友

参照:新聞という病/門田 隆将

佐藤 美友

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