第105回 生産性

生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

初めまして!新入社員の小笠原康(おがさわらこう)と申します!

本日ご紹介する本は“生産性”です。
元マッキンゼー・アンド・カンパニー日本法人でコンサルタントとして活躍した伊賀恭代氏が、アメリカと日本の生産性との違いは何かという焦点から生産性を伸ばすための思考法を解説されています。
生産性とは、コストなどの投入資源を減らすこと、という解釈が多いと思います。
本書ではただやみくもに減らすだけではなく、何を目指しているのかという目標設定を明確に行うことが重要だと教えられます。

例えば、働き方改革になんとか則そうとして、“労働時間を短くする”、“残業時間を減らす”ことを目指して会議時間の上限設定やノー残業デーを実施していませんか?

変化に合わせて対応することはもちろんなのですが、解決すべき課題は長時間労働ではなく、働いている人の生産性が低いまま放置されていることにあるはずです。生産性を上げないままの時間短縮は売上低下、従業員の収入減につながることは間違いありません。
目標の設定を
“生産性を上げること”、“業務を効率化すること”
に焦点を合わせるとまた考え方と取り組みが明確になるのではないかと思います。

とはいえ、生産性を上げようととりあえずIT化や自動化をするのではなく、
その仕事が
▶どれほどの価値を生んでいるのか?
▶根本的に変えられないか?
▶そもそもやめられないか?
▶IT化や外注化で生産性はどれくらい上がるのか?投資は見合うか?
しっかりと検証・検討を行う必要があります。

生産性を伸ばして、未来に投資できる時間をつくる。

タスキー税理士法人も、より皆様のお役に立てるサービスを提供できるように邁進してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございます。

タスキー税理士法人 小笠原 康

参照:生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの/伊賀 泰代

小笠原 康

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