第108回 見えないものを見るために

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

皆様こんにちは、タスキー税理士法人の鈴木でございます。

本日ご紹介させていただくのは、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』という書籍です。私は視野が狭いと言われることが多く、指摘されてからなんで気づかなかったのだろうということが多々あります。

この書籍の副題に「こうすれば、見えないものが見えてくる」というタイトルが付いており、今の自分にとって必要な学びが得られるのでないかと思い手に取りました。

こうすればものがみえてくるという5つの項目が挙げられておます。
1. 分解してポイントを絞って見る
2. 消えていったものにも注目する
3. 疑問・不思議に思ったことの理由を考える
4. 全体を推測しうる一点を見つける
5. 先入観を疑う

この中でも5の「先入観を疑う」は、自分でやりがちだなことだなと思いますので気を付けたいなと思います。
自分では効率的に進めるために、あたりを付けているつもりが、先入観をもって見てしまい気づけるものが気づけなくなっているのだと思います。

また、本書内での「特別なものを見極めるためには、いろいろなもの、たくさんの“普通”のものを見ることが必要」という言葉が特に印象に残っております。

日頃通常の業務を行っているからこそ、そこに異常を見つけることが出来るようになるのだなと思い、改めて日々の業務の積み重ねが大切なのだと、感じさせられた文章でした。

本書の後半にて、「ものが見える10の小さなヒント」が挙げられております。
先に要点を知る、ヒントを先に得る、分解する…等々。
その中にある、情報を減らすということは意識して行ってまいりたいと思います。
情報が多ければ多いほど見る対象が多くなり、見たいものが見れず、気づくべきことが気づけない状態に陥ってしまいます。
インプットを少なくして、見えやすくするということを行ってまいりたいと思います。

タスキー税理士法人 鈴木克成

参照:ビジネスマンのための「発見力」養成講座/小宮一慶

鈴木 克成

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