第127回 考える生き方~空しさを希望に変えるために/finalvent

今回ご紹介する本は、finalvent著『考える生き方~空しさを希望に変えるために』です。

著者のfinalventさんは、元はブロガーとして活躍されていたかたで、私は友人を通して彼を知りました。この本では、50数年生きてきた著者が半生を振り返り、エッセイのような語り口で「生き方」について考察がなされています。

著者は大学を卒業後、就職し結婚、そして子育ても行うという一見順風満帆なライフステージを駆け上がっているのですが、その過程は決して楽なものではないようでした。本書では、著者が直面した「離人症」の様子や職場での板挟み、起業の失敗、そして沖縄での生活を通した異文化との交流など何かしらで、「どうすればよいのか」「どうしてこうなってしまったのか」と思いたくなるようなエピソードが綴られています。

それらの経験の中から、著者は希望を必死に見出そうとして人生に挑んでいるのだと私は思いました。その姿勢を通して、読者である我々にもアドバイスを送ってくれてもいます。例えば「(前略)20代後半くらいに、自分のやりたいことが見えてきたら、無理のない範囲でその方向に自分を向けていくか、そのまま行くと無理そうなのが見えてきたら職場を荒立てないように転職を計画していくといいだろう」という指針を提示してくれています。転職を経験してきた私にとっては、とてもありがたい言葉だと身に沁みました。

本書を一読して自分以外の方の半生を追体験すると、改めて生きるというのはそう簡単なことではないというのが分かります。それゆえに、自分に与えられた時間をすべて投入して挑むのが人生なのだろうと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

タスキー税理士法人
門傳康久

参照:考える生き方~空しさを希望に変えるために/finalvent

門傳康久

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