第140回 革命のファンファーレ 現代のお金と広告/西野亮廣

こんにちは。
タスキー税理士法人の鈴木です。
 
 
今回ご紹介させていただく本は「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」という本です。
著者はお笑いタレントの西野亮廣さんで、最近では絵本「えんとつ町のプペル」を出版し、それを映画化させるなどマルチな活動をされています。前述した絵本「えんとつ町のプペル」はクラウドファンディングを実施して制作を行ったものです。
 
 
本書の内容といたしましては、クラウドファンディング支援額が1億円を突破し、国内歴代トップになるに至った独自の思考や、インターネットや広告をいかに有用に駆使して利益に結びつけていくのかなどのノウハウが書かれております。
 
 
本書を読み進めていく中で、時代の変化に合わせて自分自身を変えていかなければならないと感じさせられました。「農業革命よりも、産業革命よりも、大きな革命がよりによって僕らの時代を直撃した。情報革命だ。」という一文があります。まさに、情報革命によりインターネットの発達がもたらした、距離や時間の壁を取り除くという恩恵は、今の世の中には無くてはならないものになってきています。
距離や時間に結びついていた仕事は徐々になくなり、その分ITやロボット技術が発達していきます。ものの売り方、働き方、お金のカタチなど、様々なものが日々変化していっているのが現代です。今までの当たり前だった常識が、あっという間に覆されてしまう大変革期の中を生きているのだと思います。
 
 
「無料公開を批判する人間に未来はない。」という章を読んでいた際に、目先の利益だけを考えるのではなく、その先にある利益を考えることが、売り上げを生み出す1つの方法だなと感じました。「価値がないモノを無料で提供しても、お金は発生しない。価値があるモノ(無料ではないモノ)を無料公開しているから、ファンが生まれ、巡り巡ってお金が落ちている」という一節があります。どこで売上を生み出すのか、目先のことだけに囚われてしまっていては導き出せない考え方もあると考えさせられます。
 
 
本書を読んでいると、賛否両論を生むようなとがった主張が書かれているところがいくつかあるなと感じました。
自分が考えないような意見や考え方というのは、物事を多方面に考えるために良い刺激になるなと考えさせられる1冊でした。
 
 
タスキー税理士法人
鈴木 克成

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