皆さん、こんにちは! タスキー株式会社 HRソリューション事業部の関村です。 4月1週目が終わり、皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 入社や部署異動等があった方にとっては、新しい場所での仕事で、 まだ緊張感がある日々を過ごされていることと思います。 頑張ることも大事ですが、周囲に頼ったり、しっかり休んだりすることも大事です。 心身を大事にお過ごしください。 さて、今日ご紹介するのは、「完璧なリーダー」はもういらない。です。 宇宙兄弟を題材にしたこの書籍。出版されたのは、4年前。 話題になったので、皆さんもご覧になられた方は多いと思います。 今回、そんな昔の書籍をなぜ今?? 答えは、新しくリーダーになった方々にとって、すごく参考になる一冊だからです! この本の中で、リーダーシップを、「賢者風」と「愚者風」の2つタイプを比較しながら説明しています。 「賢者風」とは、いわゆる優等生タイプ。頭脳明晰で決断力に長け、先頭に立って、みんなを引っ張りながら、チームをまとめていくタイプです。 一方で、「愚者風」とは、一見すると優秀な人物に見えないタイプ。先頭に立って引っ張るというより、「どうすればいいと思う?」と、周囲の意見を聞きたがるタイプです。 この「賢者風」と「愚者風」、皆さんは、どっちのタイプのリーダーが優秀なように感じますか? 何となくイメージ的に、リーダーは、「賢者風」じゃないといけないと思いがちではないでしょうか。 結論から言えば、どちらが良いということはなく、どちらもリーダーとして正解の姿です。 著者は、あえて、「これからは愚者風でいこうよ!」と伝えています。 それは、なぜか。 それは、賢者風リーダーシップを発揮するときには、乱暴な表現をすれば「しんどい」が常につきまとうと述べています。 間違えてはいけないというプレッシャーや、自分の思うとおりに周囲を動かすために必死になる。。この状態を続けることは相当しんどいと投げかけています。 対して、愚者風リーダーシップは、この「しんどい」がないところが、いいところと述べています。 「愚者風」リーダーシップとは、例えば、競争よりも共創を好み、人の上に立たず自分の出番を待つというものです。 いかがでしょうか? 何となく私たちは、勝手なイメージで、リーダーは立派じゃないといけない。リーダーはみんなの先頭に立たないと、思いがちではありませんか? 反対に、愚者風なリーダーだと、なんか周囲からだらしないと言われがちような気さえします。 おそらく、そう思うからこそ、管理職になりたがらない人や管理職でやっていく自信がないという方が多いのではないでしょうか? そもそも、私たちが勝手に持っているリーダー像を壊す。リーダーも、もう少し肩の力を抜いて、やれる方法ってあるよね、というのが、この本の中で、宇宙兄弟を題材に、分かりやすく描かれています。 管理職になったり、チームを任されたりして、最近、ちょっと悩んでいる。毎日がなんか疲れる。。という方は、ぜひこの本を手に取ってみてください! きっと、肩の重荷をおろすヒントがたくさん書かれています。私も今回改めて、読みなおし、たくさんの気づきがありました! 今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! 引き続き、よろしくお願いいたします。 HRソリューション事業部 マネージャー 関村学 参照:完璧なリーダーは、もういらない。/長尾彰