第249回　102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方／石井哲代

こんにちは。タスキー株式会社の上野です。

今回ご紹介する本は、『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』です。
著書は御年102歳の哲代おばあちゃんです。

本書では、
・畑に行った
・デイサービスに行った
・洗濯機の使い方を教えてもらった
などありのままの日々の生活とともに哲世おばあちゃんの言葉が日記形式つづられています。

100歳となった年には、地元で講演をしたそうです。
その際に、「自分を楽しませながら上手に生きる方法」として挙げたのが次の5つ。

・物事は表裏一体。良いほうに考える。
・喜びの表現は大きく。
・人をよく見て知ろうとする。
・マイナス感情、笑いに変換。
・手本になる先輩を見つける。

長い時間・多くの経験を経て選び抜かれたことを想像すると、
たとえようのない説得力を感じます。

一見前向きな方に見えますが、ときには「弱気の虫」に負けて落ち込むこともあるそう。

「情けないことも、しんどい思いも全部自分の心です。
引きずるのも打ち切るのもやっぱり自分次第でけんね。
自分の心は自分で育てるしかない。いくつになっても切磋琢磨ですな。」

楽しいことも、辛いこともひっくるめてあるがままに生きる哲代おばあちゃんの姿はとても愛らしいく、人生の先輩としてとても魅力的な方だなと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

タスキー株式会社　上野