第253回 一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方/加藤俊徳

こんにちは!
タスキー税理士法人の佐藤美友です。
厚手のオーバーでは景色に馴染まず、薄手のコートではまだまだ肌寒い…。
人間歴はそれなりですが、何度迎えても日々のジャッジが難しい時季が到来しました。
新天地、花粉、気圧、それぞれ戦うものは違えど、お互い頑張って乗り切りましょうね…!

話が逸れました、今回ご紹介するのはこちらの一冊です!

「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」 著・加藤 俊徳

1万人の脳を診断した脳内科医・医学博士の加藤先生が大人脳について説いたこちらの本、結論から言いますと、とても励まされます。すぐにでも、実践したくなる。

○大人になってから勉強欲が出てきた
○資格取得のために新しい分野を勉強している
○転職のために新しい知識と技術を身につけたい
大人になってからも日々学びの連続、アップデートをし続けなければ衰退していくのみであるとせっせと励んでみたものの、どうも頭に入ってこない。やはり加齢とともに記憶力も衰えているのか…と思っているそこのあなたに朗報です!
「大人の脳は、学生時代の脳に比べて、圧倒的に調子がいい」そうですよ…!

脳は社会の縮図そのもの。
ここには優れた8つの脳番地で形成された株式会社ブレインが存在しています。
リーダー格でそれぞれに指示を出す社長の【思考系】、
現場リーダー兼社長のよき理解者である常務の【理解系】、
総務部長の【記憶系】、
このほか【感情系】【伝達系】【運動系】【視覚系】【聴覚系】がそれぞれの役割をこなしながら、社長の決断を形にしていくのです。
そして、株式会社ブレインの監査役は、あなた自身。

大人になった脳は、子どもの時と比べ、記憶の方法が変わっています。
聞いたものをそのまま吸収していた「学生脳」は、長い時を経て、対応力や想像力など高度な機能を備えた「大人脳」へ切替わりました。
大人の場合、単純に記憶しようと思っても【記憶系】脳番地は思ったように働いてくれません。「自分だったらどう使えるか」を理解して初めて、記憶できるという仕組みになっているのだそうです。
つまり、何かを覚えたいときは「覚えよう」と思うより「理解しよう」と頭を働かせるのが正解である、つまり【理解系】脳番地を働かせることがポイントである、と加藤先生は述べられています。

付箋を貼っても、線を引いても、理解できていなければ忘れゆく記憶となってしまいます。
ネタバレになるため紹介しきれなかった勉強のコツがたくさん載っていますので、大人の勉強を楽しむための導入書として、勉強欲が湧いている大人にこそぜひ読んでいただきたい一冊です。
学びに遅いなんてことはない!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

タスキー税理士法人
佐藤 美友

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佐藤 美友

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