第266回 ザ・ゴール3/エリヤフ・ゴールドラット

皆さん、こんにちは!
タスキー株式会社 HRソリューション事業部の関村です。

梅雨に入り、ジメジメした日が続きますね。この時期は祝日も少ないので、日々無理なく、心身のコンディションを大事に過ごしてまいりましょう。

さて、今回、ご紹介するのは、【ザ・ゴール3 コミック版】です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ザ・ゴールは、全世界1,000万人以上が読む伝説のビジネス書と言われています。今回は、そのシリーズでコミック版が2023/03に出版されましたので、ご紹介します!

ザ・ゴール3では、ITシステムを導入しても成果が出ない会社を例に、分かりやすく、ストーリーが展開されています。
もしかしたら、皆さまの企業でも、システムは導入したものの成果が出ない。さらに、成果を出そうと外部にお願いしたものの、現場がさらに混乱する。こんなことが起きているかもしれません。本当によくあるケースですよね。

この本の中では、システムを導入するだけではうまくいかない。システムを導入と合わせて、社内ルールも変えよう!(チェンジザルール)と、謳っています。このように言われれば、正直、みんな納得。でも、実際は、ルールを変えるというのは、そんな簡単なことではなく、システム導入やルール変更自体が絵に描いた餅になりがちですよね…。

ザ・ゴールシリーズで、有名なのは、企業の利益に直結する全体最適マネジメントです。
このシステム変更がどう企業の利益に貢献できるか、そのために、どんなルールを変える必要があるのか、ここを部分的ではなく、全体最適の視点での検討が必要になります。このあたりは、この本に分かりやすく書かれていますので、気になる方は、ぜひ読んでみてください!

私たちHRソリューション事業部の観点で言えば、ルールを変えることは、もちろん必要ですが、さらに言えば、どう組織風土を変えていくかという視点も重要になると考えています。
そのためには、トップダウンとボトムアップのどちらも必要です。経営側から、会社がどこを目指しているのか、最終ゴールはどこなのか発信すること。従業員からもっとこうしたい、こうしてほしいと、声をあげていくこと。この2つのバランスが、重要だと感じています。これは、DXのようなITツールに限らず、社内で新たな制度や仕組みを始めるときにも、同様ですね。
組織は、生き物。組織風土を変える、醸成することは、そんな簡単ではない。でも、だからこそ、おもしろい。今回のザ・ゴール3をきっかけに、今の組織を見直す機会に繋がれば、嬉しいです。

今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
引き続き、よろしくお願いいたします!


HRソリューション事業部 マネージャー 関村学

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関村学

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