第272回 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント/山口 周

皆さん、こんにちは!
タスキー株式会社 HRソリューション事業部の関村です。

今回、ご紹介するのは、【外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント】です。

突然ですが、皆さんは、プロジェクトマネジメントと聞くと、どんな方が必要としているものだと考えますか?
多くの方は、ITエンジニアの仕事や、社内でプロジェクトを動かすマネージャーをイメージされるかもしれません。この本の中で、このプロジェクトマネジメントというスキルが、全ビジネスパーソンに必要だと説明しています。私自身、とても共感する想いがあり、今回はこの本をご紹介します!

今回は、本の内容よりも、なぜ、プロジェクトマネジメントが必要なのか、この部分を本の内容を引用しながら、お伝えさせてください!何か自分自身の仕事、スキルを見直すきっかけになれば、嬉しいです!

この本の冒頭に記載されていますが、プロジェクトマネジメントのスキルが必要な理由は、たった1つ。
現代において、『手続き処理型の仕事』から『プロジェクトマネジメント型の仕事』へ、多くの仕事が変化しているからです。現代社会において、変化のスピードがとても速く、その変化に対応していく力が、会社も個人も求められるようになってきました。その流れの中で、今までのように、単純なルーティンワークだけの仕事は、ほぼ存在しなくなってきました。

そういった仕事の変化で求められるようになってきたのが、『プロジェクトマネジメント』です。
自分1人だけで完結する仕事は減り、社内横断的、さらには、社外の方と連携して行う仕事が増えてきているのではないでしょうか。

この本の中で著者は、キャリアの中で、身につけるべきスキルは3つと述べています。
 一番目は、会社の中で評価されるスキル。
 二番目は、その業界で評価されるスキル。
 三番目は、どの業種であっても評価されるスキル。

会社の寿命が短くなっている現状にも触れながら、会社も、働く個人も、発想の転換が必要と主張しています。最後のパートでは、下記を考えることの重要性を述べています。

「この会社だけで通用するスキルを教えても、そのスキルはいずれ ’スキルの不良資産’になるだけだろう。いかにして、たとえ会社がなくなっても、さらにその業種そのものがなくなっても、個人が楽しく仕事をしていけるような ’良質でしたたかなスキル’ を身に付けるか。」

そういう意味で、プロジェクトマネジメントというスキルを「持つ者」と「持たざる者」では、この先、大きな差を生むスキルだと結論付けています。


いかがでしょうか?
社内のスキル、業界のスキルを磨いている方は多いと思いますが、横断的に求められるスキルを身に付けることを意識できている方は多くないように感じます。会社で仕事をしていると、どうしても、視野が狭くなりがちです。会社や業界で通用するスキルは、もちろん必要です。そのスキルを効果的に発揮するためにも、どの業種にも通用する横断的なスキルも、大事にしていきましょう!

働く個人として、会社に依存しすぎない、自分のスキルや経験を大事に、したたかに働くことを、私自身も大事にしているので、とても共感できる内容でした。

プロジェクトマネジメントのポイント、磨き方は、この本の中でたくさん書かれていますので、気になる方は、ぜひ読んでみてください!

今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
引き続き、よろしくお願いいたします!


HRソリューション事業部 マネージャー 関村学

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